紳助が会見した22時頃、会見は生中継されなかったものの、2ちゃんねる全体が落ちてました。
全部が落ちていたかどうかはわからないけど、多くの板が落ちていた。
丁度トラフィックの多い時間帯に、かなり大きな話題がぶつかったということでしょう。

こういうのを見ると、インターネットのインフラの脆弱性を感じます。
そもそも90年代くらいの論調だと、「あと10年くらいでテレビは無くなる」みたいな煽りもあった。
私も、何となくそう思ってました。
光回線が普及すれば、自然にテレビは無くなると考えてました。
これは光回線への過剰な期待、もしくは知識不足の問題だった。

ともかく2011年にデジタル化する頃にはテレビ自体消滅の危機だと思ってたのですが、現在そういう兆候はありません。
フジテレビへのデモとかも、無意味だと思うんですよ。
ネットとテレビの力関係という文脈では。
インターネットで大規模トラフィックを捌くコストが大幅に下がらない限り、電波を持っているところが圧倒的に強い。
電波法の見直しみたいなことをネットで言う人がいるが、言うだけ無駄だし、政治的な力学を現実に考えた場合、何も変わらないでしょう。
そもそもそういう意見自体が、ネットのインフラの弱さから出る発言です。
ネットで大規模トラフィックを捌くコストが極端に低いとしたら「そもそも電波などいらない」という論調になる。

それ以外の難しさとしては、お金が流れないことです。
「ネットは無料」というのが謳い文句でインターネットは急速に普及したわけです。
遠い昔「キャプテン」という有料システムがあり、それはインターネットの原型みたいなものでしたが、全然流行りませんでした。
多くの人がネットに飛びついたのはWindows95の発売によるパソコンブーム、もしくはパソコンの環境が整ってきたというのが大きいですが、コンテンツが無料というのがユートピア的で魅惑的でした。
無料というのはネットの基本理念だから、これは簡単には変わらないです。
ニコニコ動画に課金する人がたくさんいるけど、あれは帰属意識を元に町内会費を払うようなものです。
コンテンツにお金払う感覚とはほど遠い。

もちろんテレビも、NHKの受信料とかスカパー!などの有料放送を別とすれば、広告費でまかなわれている無料放送が基本です。
ネットだって、広告とかアフィで収益を出すのは可能。
とはいえお金を掛けてコンテンツを制作して、それを回収するほどの収益は得られない。
2ちゃんのレスをコピペするだけなら人件費が掛からないので、これはアフィの分が丸々利益になるでしょうが。。。
長期的に歴史的視野で見れば、いずれテレビは無くなってインターネットの時代になりますが、現在に生きるわれわれとしては、しばらく変わらない状況の中にいないといけない。
時間をジャンプするわけにはいかないので、ネットの発展に期待する人々は、中途半端な時代を生きなければならない。
その後でいい時代が来るとしても、今のわれわれがその旨味にあずかることは出来ない。







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