暗灰色に塗りたくられた世界の中で僕らは光を求めます。孤独の詩を諳んじることに倦いて、他者を求める。しかし飛び立とうとする者は羽根をもがれる。いつだってそうなんだ。モバゲー版アイドルマスターにおいて、フェスは最大のイベントです。プロダクション単位で争うので、そこには他人が息づいている。現実の人間がいるんです。マラソンとかアイドルサバイバルでは得られない快楽があるのです。だから、フェスという団体対抗戦において人々は過当競争を繰り広げ、快哉をあげ、しかし心は深く沈むのです。そして投入した多大なお金に比べれば少ない報酬を巡り丁々発止の争いを繰り広げる。注いだ限りない情熱も、数枚のカードに希釈されてしまうんだ。
モバマスにおいては、上位100位以内に個人ではいるとSレアカードを二枚貰えます。個人1200位以内だと一枚です。プロダクションとして10位以内にはいると全員が一枚貰えます。要は、プロダクションで10位に入りながら個人でも100位に入ると都合三枚のカードが貰える。これはかなり赤字です。何十万円に相当するドリンクの投入で得られるのが20万円程度だから、十万単位の赤字が出ます。だから「寄生」する連中に矛先が向かうのです。1200位くらいで二枚貰った人は黒字になっているからです。
今回プロダクション総合5位に入った「キュート」というプロダクションでは、揉め事により上位が離脱しました。個人で100位以内に入るような連中が揃って中堅プロに移籍。そしてその後、その代表の不手際を責め、元キュートの人間が代表になりました。まったく恐ろしい世界です。課金しているのに地獄絵図しか見られない。これも人間の業なのです。他人と関われば傷つくだけだとわかっていても人恋しくなる。負けず嫌いが集まるネトゲの戦場へと赴くのです。僕は課金したい衝動に駆られながらも気後れして無課金を貫くのです。100万円くらい払わないと最強レベルになれないので、負担が重すぎます。血塗られて白眼を剥いて昏倒するのが予見されていることにお金を払うには馬齢を重ねすぎました。







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