2012.10.30
自己愛と時間性
あれもこれも出来るという錯覚をするのが自己愛である。時間の観念の喪失によってこの状態に陥る。時間というリソースが有限であると理解していれば、自己愛には陥らない。我らが有村悠さんは時間が無限にあると錯覚してしまった。彼は分裂病でもないし神経症でもないし鬱病でもないから決して幻覚や幻聴に誘われたわけではないが、恐ろしい錯覚をしていたのである。人間が何の劣化もしないまま永遠に生きられるという誤解をし、あれもこれも出来るという千年王国を夢見ていたのだ。そして現在でもそういう誤解を続け、東大に合格した瞬間のまま歳を取らないのだ。今後も彼の自己愛は成熟しないから、肉体や頭脳がどれだけ経年劣化してもあれもこれも出来るという錯誤から抜け出さないまま生きていく。時間というリソースの有限性を理解している人間だけが成熟出来るのだ。
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