たとえば赤木智弘はロスジェネ世代の論客である。だが、彼はロスジェネを生きているというわけではない。氷河期の中でアルバイトをやっていた、というだけだ。
有村悠さんは真性のロスジェネなのだ。有村悠さんは赤木智弘のようにロスジェネ論客をやっているわけではない。だが、生き方は隅から隅までロスジェネなのだ。ゴロゴロして寝たい時に寝て起きたい時に起きて、布団にくるまりながらiPhone片手にネット巡回、そしてつまらない大喜利ツイートをダラダラ。家計を維持する立場でもないので、低い収入は全部お小遣いだ。月収七万円だとしたら、その七万円がお小遣いだ。それを湯水のように使い、貯金もしてないのだから、まさにヘミングウェイやフィッツジェラルドが描いたロストジェネレーションなのである。

こういう有村悠さんは同世代から疎まれる。赤木智弘は疎まれないが、ロストジェネレーションの刹那的な快楽に溺れる有村悠さんは嫌悪されるのだ。毎日満員電車に揺られている人間は無償労働をしているわけではなく、ちゃんと給料という対価をもらっているのだから有村悠さんを疎む理由などないのだが、それでもゴロゴロダラダラしている生活には蔑みと妬みがあるのだろう。

昔有村悠さんが書いたエントリーが今さらながら話題になった。
東大出身の漫画家高遠るいについての言及である。

http://lunaticprophet.org/archives/4263
実際、お互いに我の強すぎる我々の仲が良かったかというと、到底そうとは言いがたいのだけど、それでもお互いの家を行き来したことはあったし、当時のアニメ研のお絵かきノートを、2人して埋め尽くす勢いで描きまくっていたりもした。高遠の画力は圧倒的で、ほぼアタリなしで勇者シリーズのロボやジョジョ絵・バキ絵を描いたり、ノート1冊分のオリジナル漫画を1日で描いてしまったりということは日常茶飯事だった。ぼくは彼の画力に対し、ひそかに多大なるコンプレックスを抱いており、そのへんで人生が歪んでしまった感もあるのだけど、彼も彼で、まともに絵が描けて古いアニメも見ていて、アニメの作画の話などができるのは、当時ぼくくらいしか周囲にいないと思っていたらしい。


この流れでネットwatch板にこんなレスがついた。
238 名前: 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! [sage] 投稿日: 2013/03/23(土) 02:27:23.50 ID:2/t5HdyWP
いきなり名前を出された者です。
絵のことはどうでもいいけど、とりあえずヲチ対象ではあっても友人じゃないです。
同じ学校の同じ入学年度ではありますが、仲が良かったこともないですし、
もう何年も顔も見てないですしおすし。
ですしおすしって初めて使ったわ。

これが高遠るい本人なのか、なりすましなのかは不明だ。
だが、こういう感情を持たれるのは極めて自然だと思われる。

有村悠さんは、東大のサークルにいまだに参加している。東大を中退してずいぶん時間が経過した33歳の男が参加し続けているのだ。これはとても面の皮が厚いように思える。だが、逆に見ると、同年代との人間関係が破綻している証拠だとも言える。有村悠さんが東大のサークルに関わり続けるのは、サークルの学生達がまだ社会化されていないからだ。学生くらいの年代なら「毎日ゴロゴロしている」という人間に憎悪は持っていない。だから有村悠さんは学生サークルに参加し続けるのだ。

先日の「売れない同人作家」の騒動で、有村悠さんはかなりの被リンクを得た。その余波で、今でも一日2000PVはあるそうで、これは小遣い稼ぎとしては充分なPVだ。実際、アフィで儲かったお金で嬉々としてアマゾンで購入するツイートもしている。

https://twitter.com/y_arim/status/315474501959823360

arimuafffie.jpg


かつて有村悠さんは庵野秀明の後継者になることを夢見ていた。売れない同人作家として注目されるくらいだから、もちろん現実的な目標ではなく、人格障害的な誇大妄想だ。まだそういう作家性への渇望はなくはないと思われるが、最近の浮かれ方を見るに、売れないことでネタになり小銭を得るというビートきよし的な立ち位置に馴染み始めたようにも思える。
かつて有村悠さんがやっていたニコニコ生放送を何度か拝見したことがあるのだが、小室哲哉気取りで音楽について語ったりしていた。あれでは視聴者も増えるまい。最近見え始めたビートきよし的な生き方の可能性。これを切り開けば、有村悠さんはコンテンツになりうる。東京大学を中退した33歳(そろそろ34歳)がゴロゴロしていている生活をそのまま晒すという放送をすれば、それはおもしろおかしく消費されるだろう。その消費されるついでにアフィで稼げることだってある。ロールモデルが小室哲哉からビートきよしに変わったことに有村悠さんの自我が耐えられるかという問題もあるが、もはやロストジェネレーション的なライフスタイルを娯楽として消費してもらう以外に道は残されていない気がするのである。







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