さきほど有村悠さんのアフィを踏んでからこれを購入した。

■爛れた闇 (角川ホラー文庫)
飴村 行

■粘膜人間 (角川ホラー文庫)
飴村 行

この飴村行という作者は1969年生まれということなので結構な年である。東京歯科大学在学中に漫画家を志し中退したが挫折したそうである。たぶん有村悠さんと同じ現実逃避だったのだろう。漫画家として成功して大学を中退するのならわかるが、成功もしてないのに中退するのは現実逃避である。
そしてこの飴村行はその後脚本家を目指し始めた。しかしそれも失敗に終わる。やがて父親が他界。ずいぶん親不孝な息子である。ここから彼はお兄さんと話し合ったそうだが、「四年間だけ小説家を目指す」というモラトリアムを再び始める。そして日本ホラー小説大賞に狙いを定め、三年連続一次落ち。しかし、四年目で見事賞を射止める。

http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20110209/E1297180484007.html?_p=3
――お父さんが亡くなられて実家に帰られたときに、お兄さんに懇々と説教をされたんですよね。もう一度大学に行ったつもりで4年間は小説家修業を死ぬ気でがんばれと。その間は生活の面倒を見るが、4年間経ったら兄弟の縁を切ると言われて、最後の年に『粘膜人間』を書き上げてなんとか間に合った。

飴村 兄はそういうことを平気でやるんです。多分4年経ったら本当に殴られて家から引きずり出されたはずです。先のこと考えると恐くて何も出来ないんで、目先のことだけを考える術を得たんです。その4年間で。今あることに集中するってことが出来るようになって、それで生き残りました。

四年間も生活の面倒を見てくれるお兄さんもずいぶんだが、それが彼の才能を開花させたのである。


この作者の他の本を読んで面白いと思ったので今回追加で二冊注文したわけだが、読んでいてとても気持ち悪いので才能があると思う。エンタテイメントとしてメリハリがあり、かなり語彙が豊富で感心した。漫画家を目指して挫折したということだが、ストーリー展開に関しては漫画での経験が活かされている。エピソードの引きが強くて続きが気になるように作られている。

さて、こういう事例を見て思い当たるのが有村悠さんである。東京大学は中退している。漫画家としては見事に挫折した。ブロマガで特等席を与えられたがひとりだけ失敗した。そして父親も他界している。これが成功するフラグでなかったらなんだというのだろうか。ここまで失敗を積み重ねたのだから、さぞかしすごい成功をするのだろうと思う。







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