最近の上杉隆に関してエントリーしようと思ったのだが、その前に地ならしをしておきたい。実名と匿名で争いになると、「匿名は卑怯」というもっともらしい理屈で反論することがある。小倉弁護士などは、そのような理屈を体現した存在である。

だが、基本的に実名を名乗る人間は、それによるメリットを享受するために名乗っている。アルファブロガーには経歴の怪しい人間が結構いるが、それを成り立たせているのは「実名で経歴詐称するはずがない」という思い込みである。実名というだけで信用度が増すのだ。彼らは、日本のインターネットが匿名主義であることで、実名の希少性という恩恵も受けている。実名だから、何かしら特別な存在という立ち位置なのである。実名を名乗って顔写真でも貼っておけば、プロフェッショナルなイメージが出来上がる。それだけで誰でもアルファに成り上がれるわけではないが、そういうお手軽な側面があるのは否めない。

実名はリスクもあるがリターンも大きい。実名を名乗ることで利益を受けておきながら、不利益な時だけ「匿名は卑怯」だと言いつのるのは、それこそ卑怯である。実名は、実名というだけで注目されうるのである。それだけで信者が付くこともある。バッシングに傾いた時だけ被害者意識で騒ぐのはよくない。

ネットで実名を名乗ることで一山当てたいという動機のひとたちを見れば、立派な人格者だから実名を名乗っているとは言えないはずだ。山師だからこそ、実名を名乗っているだけである。「匿名は卑怯」というワーディングでミスリードするのはやめてもらいたい。







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