スティーブジョブズの天才的な能力は今さら説明するまでもないが、この人の何がすごいかというと、プログラム出来ないし、エンジニアとしても駄目で、デザインが出来るわけでもない。ウォズニアックのような優れたエンジニアを近くで見ていて学ぶところはあっただろうが、逆に言えば、学んでも出来なかったのだ。ジョブズはアップル、ネクスト、ピクサーという会社を率いたが、もし会社を経営してなかったら、たぶん専門職に就く余地はない。彼は文化系と理科系の橋渡しというのをよく言っていたが、要は理数系はチンプンカンプンなのである。

ジョブズがマッキントッシュを作ったのは、その前のアップルⅠとアップルⅡの製作に関与出来ていないという思いがあったからだ。単に創業者なだけでは満足出来ず、クリエイターでありたかったのだ。だからマッキントッシュに関しては細部まで口うるさく指導した。プログラム出来ない、エンジニア出来ない、デザイン出来ないの三重苦だから、ユーザー体験にこだわることくらいしかないのだ。

ジョブズがいなくなってアップルがどれだけ変わるかということだが、元々デザインはジョナサン・アイブ(アップルの上級副社長)がしているわけだ。彼はiMAC、Macbook、iPod、iPhone、iPadのデザインを手がけている。デザインを実際にやっている人間が去ったわけではない。だから問題がないと言えば、問題がない。とはいえ、かつてのようにユーザーインターフェイスを特別な体験として提示出来るかはわからない。先日発表されたiOS7はよさげではあるが、ジョブズが存命であれば、これに細かく口出しし、とても革命的に見えるように演出しただろう。







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