最近の有料メルマガブームは、要は自己啓発なのである。あれは情報商材と同じであり、なんか自分でも出来そうだと、そういう自己啓発を受けたいのである。エジソンの伝記を読んでも自己啓発は受けられない。偉大な天才は次元が違いすぎて、自己啓発にはならないのだ。自己啓発とは、もっとなんというか、ゴミと言える青年が、代々木アニメーション学院に行くような、もっと言えば、家入一真の周辺に集まる若者に象徴される人達のものである。彼らはエジソンの伝記には啓発されないが、家入一真には啓発されるのである。嘘くさい話の方が人間を刺激するのである。お手軽な成功体験を消費することで、自分の士気を高めたいということなのだろう。家入一真は過去にlolipopの創業者として本当の成功体験はあるわけだが、最近やっていることは「僕にも何か出来そうだ」という手軽な幻想を売る自己啓発商法である。

このような自己啓発、つまり成功体験への需要の高まりでインターネットは支配された。それによって没落したのが真性引き篭もりだ。没落したのは、アスペルガーの二次障害で鬱になり更新が止まったのも大きいが、この手の個人ブログへの需要が完全になくなったからだ。真性引き篭もりは極めて視野の狭い人間であり、物事の一部分しか見ていない。だが、その一部しか見ないことで、ある種の特異点の発見というか、普通の人間が気づかない部分に気づくこともあるのである。成功者とは真逆の、社会で挫折したアスペルガーだからこそ、独特の鋭い視点があった。これがかつては人気があったのだが、現在では需要がない。真性さんの文章を読んでも気分が暗くなるだけだ。われわれのインターネットはB級文化人の「成功体験」に支配されたのだ。

現在の実名主義は、基本的に文化人ワナビーだから、決して褒められたものではない。顔写真と実名をネットに晒すという恥ずかしい行為をすれば、あわよくば一山当てられるということなのだ。そういう志の低い人間がネットに顔写真を晒すのである。そのような下劣さは指弾されることがなく、実名を名乗ってるから立派なんだろうと世間では思われているようだ。ネットに顔写真を載せてるのは山師の証拠だと、そういう正しい認識はまだ広がらない。90年代のABC日記の阿部広樹から連なる、実名顔写真の怪しげなひとたちを、われわれは受け入れるべきではないのである。阿部広樹の時も「実名を名乗ってるのだから、本当にゲーム業界で凄腕のヘルプ専門のクリエイターなのだろう」と考えた馬鹿がたくさんいた。実名顔写真に騙されることなかれ。







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