自殺してはいけない理由は簡単である。いわば究極の自己破産なので、死ぬことを前提に「散財」することも出来るわけだ。放蕩と悪の限りを尽くし、ゲームのスイッチをオフにするくらいの気軽さで世界から退場する。これではまずい。あいつも宅間、こいつも宅間という世の中が出来る。宅間のような人間は十年に一度くらいしか出現しないが、気軽に死んでいい世の中になったとしたら、ああいうのが世の中に溢れるわけである。

そもそも考えて貰いたい。世の中の犯罪行為の大半は、実行そのものはかなり容易である。人を殺めるのでさえ、(逮捕されてもいいのなら)とても容易である。逮捕され、一家離散し、自らが刑務所、もしくは死刑台へ、という流れが予想されるから、犯罪という容易な行為をわれわれはやらないのだ。

負けて負債を負う人間というのが世の中には必要なのである。誰もが成功者の世の中というのは極めて考えづらい。ルーザーはどうしても必要である。ルーザーが死んでしまうと困るので、われわれは知恵を絞り、ルーザーを死なせないようにするのだ。負けたから死んでゲームから抜けるとなると、勝利者の意味もなくなる。勝利者の勝利を支えるため、ルーザーは生かされているのである。







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