長期記憶も大事だが、ワーキングメモリーも大事である。
いわゆる学力が高い人間は長期記憶は強いが、ワーキングメモリーが強いとは限らない。
ワーキングメモリーとは、一時的に憶えておく能力である。
たとえば電話番号を聞いて、電話するような作業だ。
この場合、電話番号を記憶(長期記憶)しているわけではない。
番号を暗記して、それから電話しているわけではなく、あくまで一時的に頭のメモリーに置いて電話するのである。
電話が終わったら、その番号は頭から消えている。

ウェクスラー式知能検査では、以下のふたつがワーキングメモリーの指標となる。

http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%BC%8F%E7%9F%A5%E8%83%BD%E6%A4%9C%E6%9F%BB%28WAIS%29
数唱
注意・集中を図る質問。ランダムな数列を読み上げ、順唱例「1-2-3」、逆唱例「3-2-1」で回答する。

語音整列
注意と作動記憶を測定する。読み上げられる数字とかなの組み合わせを聞き、数字を昇順に、かなを、五音表の順に並べ替えて解答する。


これをひとりでやるとしたら、電話番号の読み上げと、それを逆に読み上げるのがやりやすい。
まず架空の電話番号を紙に書いてみる。
それからその紙を隠し、電話番号を読み上げる。(これはたいていの人が出来るだろう)。
そしてその番号を逆から読み上げてみる。(これは出来る出来ないの差がある)。

03-3876-5432だとしたら、2345678330と逆順に読み上げられるかどうかである。
スラスラと出来る人はワーキングメモリーがしっかりしている。
頭のメモリーに数字がちゃんと入っているから、逆から読むのが容易なわけだ。
桁数を増やして、それでもさらに出来るなら、かなり優れていることになる。

ワーキングメモリーはある程度「注意力」と同じである。
リアルタイムで発生している出来事が、ちゃんと頭に入っているかの問題なのだ。

かなり学力の高い人でもワーキングメモリーが弱いと、ウェクスラー式知能検査の言語性IQでは数値が伸びない。







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