指紋が捜査に使われるようになったのは最近百年くらいのことである。
監視カメラとかDNA鑑定などは最近の話である。
昔は証拠なんぞなかったのである。
だが犯罪をやっても犯人が捕まらないというのは治安上問題があるので、誰かを犯人に仕立て上げる必要がある。
悪いことをすれば警察に捕まるという物語が必要なのだ。
それが真犯人と同一人物でなくてもいいのである。
「証拠がなければ無罪」というのでは、たいてい無罪になっていただろう。
だから誰かを捕まえて無理矢理自白させていた。

今日では科学捜査が発達しており、以前に比べれば本当の真犯人を捕まえやすくなっているだろう。
だから、ようやく冤罪はよくないとか言われはじめたのである。
今日の警察においても、冤罪は生け贄として作られ続ける。
それは真犯人など捕まるはずがない時代の亡霊なのである。

犯罪が発生したという事実と、真犯人を特定出来るというのは全然別のことである。
しかし迷宮入りというのは人々を不安にさせる。
不安を鎮めることが必要なのだ。
だから警察がどこかから犯人を捕まえて来て、悪人が捕まったというメッセージを発することが必要なのである。
治安の維持とはそういうことなのである。
昔の警察が真犯人を捕まえているはずがないので、逮捕とか喜劇でしかない。
魔女裁判とたいして変わらない。

こういう経緯からして、今日の科学捜査がそれなりに発達した警察でも冤罪が横行するのは当然なのだ。
たとえば痴漢が厳然としてあるとして、しかし真犯人はよくわからないわけだ。
犯人がわからないというのは、社会を不安にさせる。
だから犯人を製造するのである。
昔の警察はずっと犯人を仕立て上げてきたのだから、そういう伝統なのである。
真犯人でなくても全然構わないという発想で警察は動いてきたのだから、簡単には変わらない。







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