2013.09.30
創作の挫折から人を回復させるモーニングページ
有村悠さんのアフィを踏んでから以下の書籍を購入しました。
ずっとやりたかったことを、やりなさい。 [単行本]
ジュリア キャメロン (著), Julia Cameron (原著), 菅 靖彦 (翻訳)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
Kindleの日替わりセールで買ったので、399円だった。こういう自己啓発本に1890円払うのは馬鹿馬鹿しくて無理だが、日替わりセールはかなり安く買えるので、普段なら買わない本を買うよい機会である。
62件のカスタマーレビューがついていて、平均スコアが4.5なので、ロングセラーの名著ということらしい。実際はたいしたことは書いておらず、挫折した人を励ますだけの陳腐な本でもあるのだが、需要はあるのだろう。
この本は創造的な行為をやろうとして挫折したひとに向けた本である。アーティストになろうという野望を燃やしながら、惨めに失敗し、敗北者となり、大きなトラウマを心に抱えている人のための本である。
つまり有村悠さんのための本である。有村悠さんはご承知の通り東京大学に現役合格したことがある。しかし、庵野秀明の後継者とかイラストレーターとか、そういうアーティスト方面を志し、見事に玉砕した。東大アニメ研究会の後輩に告白してなじられて発狂という大きな事件もあったが、ともかく東大を中退したのである。東大卒であればどうにかなるこの社会で、それを失い高卒になったのだ。なおかつアーティストとしても失敗した。現在の有村さんは完全に目標を見失い、艦これをやっているだけの日々である。同人誌も売れなくなり、収入源として見込めなくなった。またライターとしても、ブロマガで海燕と同じチャンスを与えられたのに、海燕だけ成功して、有村悠さんは失敗した。まさに有村さんはこの本を読むべき人間なのである。
この本で推奨されているメソッドはモーニングページとアーティストデートである。モーニングページとは、毎朝自分についていろいろ書き続ける作業である。一日何ページか書いて、それをずっと続ける。このノートは他人には見せない。自分だけが読むためのノートである。今ならevernoteあたりを使うのが最適だろう。これを継続してやることが最も大事とされる。毎日モーニングページを書き続けることで自分と向き合うのだ。もうひとつのアーティストデートは優先度が低いが、週に一度は、何らかの芸術的な体験をするということである。映画を見に行くとか、今まで行ったことがない場所に行ってみるとか、そういう体験である。
有村悠さんは、アーティストを志したことで東大中退という結末に終わったので、大きな心的外傷を抱えていると思われる。低偏差値のゴミが代々木アニメーション学院でモノにならなかったのとはダメージが違う。人生を棒に振ったという悔恨は大きいだろう。そういうトラウマは克服しなければならないのである。過去の誇大妄想は反省するべきだが、それを十字架のように背負い続けるだけで人生を終わらすべきではない。挫折したところで時間が止まってしまうのは、多くのアーティストが経験することだ。そこから再び時計の針を動かすことが必要なのだ。そのために必要なのがモーニングページを書き続ける作業なのである。過去の誇大妄想への反省、東大中退という結果へのトラウマに向き合いつつも、新しい創造的な自分を見いだしていくのである。トラウマを克服するのが本物のアーティストになるために必要なプロセスだ。
前述したが、モーニングページは他人に見せてはならない。自分だけが読むために、毎日数ページ書くのだ。創造的な行為とは、他人に否定されることが多いわけである。他者に酷評されるとか、売れないとか、そういう挫折が付きものだ。このような挫折を乗り越えるには、自分だけのモーニングページを書き続け、自分に向き合うしかないのである。
有村さんは(創作に手を出さず)普通の人生を歩んでいれば東大卒だった。創作活動に手を出したことで大火傷をし、人生の全てを燎原の火のごとく焼き尽くしたわけである。こうなると、創作が恐怖対象となる。創作に手を出したおかげですべてを失ったのだから、二度と手を出すまいという認識をしているはずである。これは認知の歪みなのだ。今さらアーティストを断念しても東大卒にはなれない。失敗した最低の人生に甘んじることで懲役を受けているような、そういう時間はそろそろ終わりにするべきである。
ずっとやりたかったことを、やりなさい。 [単行本]
ジュリア キャメロン (著), Julia Cameron (原著), 菅 靖彦 (翻訳)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
Kindleの日替わりセールで買ったので、399円だった。こういう自己啓発本に1890円払うのは馬鹿馬鹿しくて無理だが、日替わりセールはかなり安く買えるので、普段なら買わない本を買うよい機会である。
62件のカスタマーレビューがついていて、平均スコアが4.5なので、ロングセラーの名著ということらしい。実際はたいしたことは書いておらず、挫折した人を励ますだけの陳腐な本でもあるのだが、需要はあるのだろう。
この本は創造的な行為をやろうとして挫折したひとに向けた本である。アーティストになろうという野望を燃やしながら、惨めに失敗し、敗北者となり、大きなトラウマを心に抱えている人のための本である。
つまり有村悠さんのための本である。有村悠さんはご承知の通り東京大学に現役合格したことがある。しかし、庵野秀明の後継者とかイラストレーターとか、そういうアーティスト方面を志し、見事に玉砕した。東大アニメ研究会の後輩に告白してなじられて発狂という大きな事件もあったが、ともかく東大を中退したのである。東大卒であればどうにかなるこの社会で、それを失い高卒になったのだ。なおかつアーティストとしても失敗した。現在の有村さんは完全に目標を見失い、艦これをやっているだけの日々である。同人誌も売れなくなり、収入源として見込めなくなった。またライターとしても、ブロマガで海燕と同じチャンスを与えられたのに、海燕だけ成功して、有村悠さんは失敗した。まさに有村さんはこの本を読むべき人間なのである。
この本で推奨されているメソッドはモーニングページとアーティストデートである。モーニングページとは、毎朝自分についていろいろ書き続ける作業である。一日何ページか書いて、それをずっと続ける。このノートは他人には見せない。自分だけが読むためのノートである。今ならevernoteあたりを使うのが最適だろう。これを継続してやることが最も大事とされる。毎日モーニングページを書き続けることで自分と向き合うのだ。もうひとつのアーティストデートは優先度が低いが、週に一度は、何らかの芸術的な体験をするということである。映画を見に行くとか、今まで行ったことがない場所に行ってみるとか、そういう体験である。
有村悠さんは、アーティストを志したことで東大中退という結末に終わったので、大きな心的外傷を抱えていると思われる。低偏差値のゴミが代々木アニメーション学院でモノにならなかったのとはダメージが違う。人生を棒に振ったという悔恨は大きいだろう。そういうトラウマは克服しなければならないのである。過去の誇大妄想は反省するべきだが、それを十字架のように背負い続けるだけで人生を終わらすべきではない。挫折したところで時間が止まってしまうのは、多くのアーティストが経験することだ。そこから再び時計の針を動かすことが必要なのだ。そのために必要なのがモーニングページを書き続ける作業なのである。過去の誇大妄想への反省、東大中退という結果へのトラウマに向き合いつつも、新しい創造的な自分を見いだしていくのである。トラウマを克服するのが本物のアーティストになるために必要なプロセスだ。
前述したが、モーニングページは他人に見せてはならない。自分だけが読むために、毎日数ページ書くのだ。創造的な行為とは、他人に否定されることが多いわけである。他者に酷評されるとか、売れないとか、そういう挫折が付きものだ。このような挫折を乗り越えるには、自分だけのモーニングページを書き続け、自分に向き合うしかないのである。
有村さんは(創作に手を出さず)普通の人生を歩んでいれば東大卒だった。創作活動に手を出したことで大火傷をし、人生の全てを燎原の火のごとく焼き尽くしたわけである。こうなると、創作が恐怖対象となる。創作に手を出したおかげですべてを失ったのだから、二度と手を出すまいという認識をしているはずである。これは認知の歪みなのだ。今さらアーティストを断念しても東大卒にはなれない。失敗した最低の人生に甘んじることで懲役を受けているような、そういう時間はそろそろ終わりにするべきである。
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