ある人物が世界史に登場するのは、それなりの必然性があるのである。
キング牧師が非暴力運動を展開することが出来たのは、アメリカで人権思想があったからだ。
人権思想がありつつも、黒人差別が公的に行われているというギャップがあった。
だから人々の良心に問い掛けるような運動が可能だったのである。
黒人奴隷が当然のように存在している時代であれば、キング牧師は存在し得ないのである。

キング牧師が活動していた頃は、バスの中で人種を分けることが公的に行われていた。
バスでは白人が優先されるのである。
バスの運転手は拳銃を持っており、白人が乗ってきたら威圧的に黒人を席から立たせていた。
キング牧師の運動も、そのような屈辱の体験が背景になっている。
キング牧師は1955年のモンゴメリー・バス・ボイコット事件に関わり、連邦最高裁判所にて、違憲判決を勝ち得た。
要するに、人種差別を肯定する法律に違憲判決が出るような時代だったのだ。
そういう時代の転換期にキング牧師が登場したのである。
良心に訴えることが合理的だったからこそ、それに応じた運動が展開されたのである。
キング牧師は若い頃、白人の女と付き合い結婚を考えたことがあるのだが、差別されているとはいえ、平等主義が胎動している世の中であった。
1964年にはノーベル平和賞も受賞した。
そのような時代背景あってこそ、キング牧師の存在があったのである。







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