有村悠さんのアフィを踏んでから、以下の書籍を購入しました。

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有村悠さんは誰が見ても馬鹿なので批判するのは容易い。
だが、有村さんの問題は、多くの人が潜在的に抱えているのである。
自己への過大評価で人間は生きている。

有村悠さんの知り合いに下手くそなギタリストがいたとしよう。
本人は現時点でさほど上手くないことは認めつつも、いずれ天才的な才能が開花することを確信しており、東大を中退してギタリストになると言っている。
さすがの有村さんでも「こいつ馬鹿だろ」と思うはずだ。
人間には想像力があり、この自称天才ギタリストが失敗することは、有村さんレベルの想像力でも理解できる。
有村さんは、誰でも庵野秀明になれると考えているわけではない。
世界の有村だから庵野秀明になれるのであり、ゴミのような他人が才能を過信していたら、こいつ馬鹿だなという判断は出来るだろう。

有村さんが問題なのは、撤回不能なドロップアウトをしたことだ。
だから人格障害者として馬鹿にされる。
もう少し普通の人間であれば、自分には才能があるはずと思い込みつつも、一応は普通に卒業し普通に就職して保険を掛けつつ、その才能の開花を待つということになるだろう。
そしてありもしない才能など開花せず、保険として残しておいた普通の人生を生きるのである。
才能保険を掛けながら、自分には特別な才能があるはずと思い込んでる人間なら、腐るほどいるわけだ。

なぜ自分に関しては「才能がない」という判断が難しいのかという問題である。
人間は希望的観測というか、可能性の余地を残すことで存在を保っている。
たとえば三十代で独身のおばさんを考えよう。
他人から見れば、いかにも未来がない。
しかし御本人が絶望的な未来を確信するのは辛い。

自信がないタイプの人でも、自己評価の高さの裏返しという側面がある。
三十代の独身おばさんが、普段は結婚できるという夢を抱いていたり、自分は結構かわいい女子だと考えていても、いざとなると、客観的に考えて三十路の自分の現実を悟って気後れすることもある。
未来が完璧に詰んでいると考えると辛いので、普段は空想めいた可能性に託しているのだが、現実に向き合う場に出れば自信を失うこともある。
これが自信の無さの正体なので、現実に向き合わなくてもいい時は、結構甘えたことを考えている。

人格障害とは、自分を世界の主人公と考える度合いの問題である。
人間の個々の主体性は、自分を主人公と考えることによって発生するので、人間の普遍的な病だ。
とはいえ、われわれの知人の顔を思い浮かべれば、脇役として平凡に生きている人は結構いるわけだ。
世界の有村として「選ばれた人間」という主人公意識を肥大させている人間ばかりではない。
人格障害でない人間は、すんなり脇役になれるのである。
有村さんも脇役を受け入れていれば、東大の中では最底辺であることを認め、東大文学部をなんとか卒業し、そこそこ有名な企業に引っ掛かって、地味に生活出来ていただろう。
しかしそんな有村さんがいるとしたらもはや別人である。
「世界の有村」として強烈な主人公意識を持っているからこそ有村さんなのである。

人格障害という概念が曖昧なのは、程度問題だからだ。
エイズに感染しているかという問題なら、陽性か陰性かどちらかひとつだが、人格障害は、人間の基本である主人公意識がどこまで強烈かという問題なので、この人は陽性、あの人は陰性、と明確に診断できるはずがない。
正常な人でも、それなりに自分を過大評価していたりするから、その強度の問題なのである。
有村悠さんはサークルの後輩の女子に(脈ありだと思って)告白したら、逆になじられて発狂したという経験があるわけだ。
その時に言われたセリフが
「いい加減自分を特別な人間だと思うのはやめてください」
である。
世界の有村のレベルにならないと言われないセリフである。







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