なぜ経済学部の学生は勉強しないのだろうと考えると、近代経済学が知的好奇心をそそらないからである。数式を使ってもっともらしくしているが、実のところ、これは「数学モデル」をでっち上げているだけである。文系的に考えて結論を出し、後から数学を付け足しているのが近代経済学の実態だ。

物理学は、本物の学問である。アインシュタインが出てきたからニュートンが否定されるということはないのだ。ニュートンは真なる学問において謎解きをしたから、正真正銘の天才なのである。物理は本当に宇宙の謎解きをしているのである。アインシュタインやニュートンでさえ解決出来なかった問題はあるが、さらなる天才が登場したとしても、アインシュタインの理論が間違いだということにはならない。より斬新な視点で、宇宙の真相の極限に迫ったというだけだ。

近代経済学は、ニュートンやアインシュタインのような本当の謎解きはしておらず、文系的に考えた後で、その「正解」に数学を付け足しているのが実情だから、まったく謎解きになっていない。数学で謎を解明する楽しみがないのに、数学が必要なのだから、とても困った学問であり、知の欺瞞の最たるものである。考古学の捏造とたいして変わりなく、ノーベル経済学の受賞者でも所詮はゴッドハンドである。

ノーベル物理学賞とノーベル経済学賞はまったく価値が違う。物理は本当に謎解きをしているが、近代経済学者は謎解きをしていない。近代経済学は決して数学的に謎解きをしておらず、文系的思考の事後に数式を貼り合わせているだけなので、文系がなんとか「科学」の土俵に踏みとどまったという政治劇を見せられているだけなのである。

近代経済学に本当の謎解きはないので、知的好奇心があるわけもなく、これを一生懸命やるとしたら、知的好奇心以外の動機なのである。物理学者が宇宙について謎解きしている間に、近代経済学者はゴッドハンドで石器を埋めている。自分で埋めた石器を掘り返してるくせに、数学で未知の発見をしたと嘘を吐くのが経済学者の仕事であり、このような学問に熱心になれるのがどういう人間性の持ち主か、察するのは容易である。本当に数学で経済を解明したなら、未知の石器を掘り出したことになるが、そんな経済学者は一人もいない。

知的好奇心の本質は宇宙や人類の謎解きである。経済学だって謎解きの要素が皆無なわけではなく、経済という謎を解くというアプローチも可能であるはずだが、文系的に結論を出した後に数式を貼り付けるというゴッドハンドが跋扈しているので、これでは学生としても知的好奇心を誘われない。未知の石器を発掘するより自分で石器を埋めた方が早いという考えの連中が近代経済学を占拠したのだから、いずれこの学問は衰退するであろう。







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