何か事件があると、遺族がメディアに出てきていろいろ訴える時代である。
理由としては、金目当てか、厳罰化の主張のためだ。
そういう利益が期待できない場合は、遺族は顔を出さない。
加藤智大が秋葉原で起こした事件がわかりやすいだろう。
あの事件の遺族はほとんど表に出て来ない。
理由は簡単で、まず金にならない。
加藤智大を民事で訴えたら、あれで被害にあったひとたちの合計で10億円はいくだろう。
だが、加藤智大に10億円あるわけがなく、訴える利益がない。
また加藤の場合、あれだけやったのだから、死刑は確定的である。
厳罰化を訴える必要性はまったくない。
だからあの事件の遺族は表に出て来ないのだ。

対照的なのが池田小事件の遺族である。
宅間守を訴えても金にならないのは言うまでもない。
あれだけの被害が出たのだから、仮に訴えれば10億円くらいの判決は出るだろうが、宅間守のような素寒貧を相手に勝訴するメリットが全くない。
しかし事件は学校で起こった。
学校の管理責任が問える。
だから遺族は立ちあがったのである。
この遺族達も、秋葉原事件なら沈黙していた。
犯罪者を訴えて勝訴してもまったく利益がないが、学校に管理責任を問えるなら、かなりの金額を手にすることが出来る。
宅間の死刑は明らかだったので、厳罰化という文脈だと、遺族が表に出る理由は皆無だった。
だが、金目当てだとあまりにも恥ずかしいので、不審者を取り締まろうとか、そういう変な流れになった。
宅間守はあまり話題にならず、とにかく学校が悪い学校が悪いと糾弾することになったのだ。
弁護士の入れ知恵もあるんだろうが、それによってわれわれは不審者ブームに付き合わされたのだ。

厳罰化のアピールといえば、何といっても本村洋である。
死刑判決が確定した後、再婚して子どもがいることが明らかになった。
つくられた美談に乗せられて、死刑にならない事件が死刑になったのだ。
秋葉原事件の遺族が誰も出て来ないことを思えば、遺族が出てくる場合は、何かしらの利益を求めていると言える。







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