薬害エイズ問題というのがあった。
HIV感染者として実名を出すのは勇気がいるが、川田龍平はそれを行った。
小林よしのりが「ゴーマニズム宣言」で大きく取り上げることで、運動は拡大した。
そして、厚生省が責任を認める形になった。
この勝利の後、小林よしのりと川田龍平は対立することになる。
「脱正義論」という本にまとめられているが、元々は教師になりたいと言っていた川田龍平が、薬害エイズ問題決着後も、いろいろな社会運動をやりたいと言い出したことだ。
これは母親の川田悦子が民青同盟に属しており、その影響もあるだろう。
(川田悦子は共産党からの立候補を試みたが、結局無所属で出ることになり、衆議院議員に一回だけ当選した)。
小林よしのりが特に問題としたのは、薬害エイズ運動に関わっていた大学生が、勝利を勝ち取ったのに解散せず、まだまだ何かしら社会運動を続けたいという意思を持ってしまったことである。
小林よしのりは彼らを「純粋まっすぐ君」と呼び、「日常に帰れ」と叱咤した。

川田龍平は、薬害エイズ問題のオピニオンリーダーとしてチヤホヤされた快楽から逃れられなかったのだろうが、どっちみち東京経済大学だし、教師を目指す青年という物語を捨てて文化人ルートを模索したのは、それなりに合理的だとも思える。
運動に付き合った無名の大学生たちが心配だが、小林よしのりに突き放された後、どうなったのかは不明である。

何となくこれと似ているのがTehuである。
灘というブランドと、アプリがヒットしたことで、天才と持ち上げられた。
かなりの秀才であるのは間違いないが、「天才」というのは持ち上げすぎだ。
Tehuは高三の時は勉強しなかったようだが、高二までは灘で30-40位程度の成績をキープしていたそうだ。
「東大理Ⅰなら入れる」と本人が発言したことがあるが、灘で30位の人間が言うなら不遜にも思えず、むしろ控え目かもしれない。
その彼が選択したのは慶應SFCのAO入試だった。
慶應SFCの出身者に会ってみて、魅力を感じたからだという。
慶應SFCの平均レベルが低いことは本人も分かっているらしい。
慶應だと、数パーセントのぶっ飛んだ人間が素晴らしく、そこに魅力があるという。

天才IT灘高生のTehu君 「慶応SFCを選んだことを馬鹿にする2ちゃんねらーよ、これが反論だ」 : 速報2ちゃんねる
あと、大学新入生のFacebookグループで自己紹介をするときに、学科と好きなスポーツは書くのに、その学科で何がしたいかとかを書かない人が推薦や指定校で受かっているのは、入試制度の崩壊を意味しているように感じるけどどうなのかな。
言い方悪いけど、やる気のない人とわざわざ話したり付き合ったりしていられるほど人生時間残ってないからなぁ。よろしくねとか今度遊ぼうとか言われてもな。
わかっていたことではあるが、僕がもともと志望していたT大に比べれば平均は圧倒的に低い。それでも僕がこの学校を選んだ理由は、数%のぶっとんだ人間が、T大とは比べ物にならないからだ。だから俺は、その数%の人間としかちゃんと付き合いはしません。
だって、くだらないんだもん。
ファッション感覚で起業しているのが丸見えな人たちが、慶応受かった直後からアプローチの嵐だぜ。何が世界変えようだよ、ウェブサイト見たら事業計画ガタガタじゃねーか。結局先輩後輩関係で俺の人脈と経験使いたいだけだろ。。。
世の中には半端ない人たちが実は山ほどいる。それは、数字では言い表せないような力や経験をお持ちの人たちだ。そんな人達のうちのごく一部とこれまで関わってきて、得たものは無限といっていいほど大きい。そういった経験を得るために、そして仲間を得るために、この大学を選びました。いい学校だよ。
以上、2ちゃんねるで「Tehuはバカだよなぁ、慶応なんか選んで」と言われていたことに対する反論と、Facebookで見た慶応の新入生の発言に対する違和感の表明でした。。。エラソーですいません。
見下すこと、差を作ることを絶対悪として、みんなでわいわいやろうとしている奴に限って、なにもできない。いろんな成功者とディスカッションをした結果それを知ったよ。そもそも、誰だって他人を見下すことはある。それを表明すると顰蹙を買う。でも、八方美人で居る限り何もできないわなぁ。


Tehuは周りの大人から天才だと言われているが、実際は天才というほどではないから、いずれ文化人的な立ち位置からは転落するだろう。

たとえば最近こんな本を出したそうである。



「好きなこと」はきっとキミを守ってくれる!

「僕はキミたちの世代がうらやましくて仕方ない。
生まれたときにはもうiPadがあったなんて。」――Tehu

将来、自分の子どもには「やりたいことが何もない」なんて言うようになってほしくない…、
そんな思いから、私はあのスーパーIT高校生のTehuくんに家庭教師を依頼することにしました。
学校では絶対に教えてくれない、国語算数理科社会よりももっと大切なことを、
うちの子に伝えてほしいと思いました。
そして、まだ何者でもないあの子に「好きなこと」を見つけてほしい……、
だって「好きなこと」があると、頑張れたり、優しくなれたり、
自分の力で人生を歩める強い人間になれると思うから。――うえみあゆみ
中学生のときに、世界第3位のiPhoneアプリを作って話題になった18歳のスーパーIT高校生Tehu(テフ)くんに、8歳の小学生に向けて授業をしてもらいました。学校では絶対に教えてくれない、国語算数理科社会よりももっと大切な授業、Tehuくんが10歳年下の未来ある彼らに、今、伝えたいことを話してもらいました。

東京経済大学の川田龍平と、灘のTehuを同列に並べるのもなんだが、大人に混じって意見を言っているうちに文化人願望が肥大している共通点がある。
Tehuは上杉隆の会社でアドバイザーをやっているのだが、最終目標は文化人という気がするわけである。
18歳くらいで自我に目覚めて、いろいろ人生について語ったりするのは実は普通なのだが、それがスーパーIT高校生として商品化されているため、意識の高さが悪目立ちしている。
慶應SFC(AO入試)を選んだことでブランド価値が下がったので、自己啓発本のキャラとして使いづらくなったから、彼はメディアから消えるだろう。
とはいえ灘で30位になれる高い知能があるから、何年かして東大か国公立の医学部を受験するだろう。







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