有村悠さんのアフィを踏んでから以下の書籍を購入しました。


完全版 年金大崩壊 (講談社文庫)
Kindle版
販売: 株式会社 講談社
¥ 540

連合赤軍「あさま山荘」事件 (文春文庫)
Kindle版
販売: 株式会社 文藝春秋
¥ 486

私の日本古代史(上)天皇とは何ものか 縄文から倭の五王まで?(新潮選書)
Kindle版
販売: Amazon Services International, Inc.
¥ 960

私の日本古代史(下)『古事記』は偽書か 継体朝から律令国家成立まで?(新潮選書)
Kindle版
販売: Amazon Services International, Inc.
¥ 896

危機の指導者 チャーチル(新潮選書)
Kindle版
販売: Amazon Services International, Inc.
¥ 832

金融の世界史 バブルと戦争と株式市場(新潮選書)
Kindle版
販売: Amazon Services International, Inc.
¥ 832

死者の奢り・飼育(新潮文庫)
Kindle版
販売: Amazon Services International, Inc.
¥ 406


ここのところ有村悠さんはラノベ原作のアニメを全然視てないそうである。
オタク界のリーダーたることを狙っていたが、もうすでに消費者としてさえ脱落しているのである。
楽しくないアニメを無理矢理見ているのが限界に来たようだ。
有村さんはそろそろ35歳だが、だいたいこのあたりが人間の脳の変わり目であり、オタクから脱落するようである。

ラノベはある種のポルノである。
裸を出すわけでもないのにポルノと評するのは変だが、萌えの根底にはセクシャルな感情があるわけで、萌えとポルノは同じ文脈なのである。
ヒロインが服を着ていても、オタクは性的に興奮している。
服を着ているから性的ではないという考えは誤りだ。
脳が若さを失うと、そういう性的な記号への反応が弱くなる。
50歳過ぎて漫画を読んでいるおじさんは普通にいるが、ラノベは無理だと思われる。
漫画はストーリーを楽しむわけだが、ラノベは萌え(性的な高揚感)のために読む。
50歳過ぎたおじさんでも性欲はあり、セックスは大好きだろうが、ポルノ雑誌にはもう興味がないはずだ。
記号的な萌えに反応して快楽を感じるのは若いうちだけなのである。

プログラマー35歳限界説がよく言われる。
作曲家も、35歳を越えるときついことが多い。
脳が若さを失うと、感性やスピード感が鈍磨する。
記号的な萌えキャラにも反応しなくなる。
では人間の脳は35歳で衰えるのかというと、そうでもなくて、哲学・思想の分野ではむしろ40歳か50歳くらいがピークである。
カントが純粋理性批判を出したのは57歳である。
57歳まで考え抜いて思想を完成させたのだ。
カントの主要著作の大半は57歳以降のものである。
さすがに57歳は珍しいとしても、哲学者は40~50歳くらいがピークなのが普通である。
ドストエフスキーの傑作の大半は45歳以降であり、カラマーゾフの兄弟を書き始めたのは56歳である。
59歳で死んでしまったので、予定されていた続編は書かれなかった。
この続編の方がメインだったらしいが、それでも死ぬ三ヶ月前に脱稿した前編だけで文学の最高傑作と見なす人は多い。

ラノベは若者が反応しやすいように設計されている。
漫画の読者層の広さに比べると、ラノベは若者にしか読まれない。
人口が逆ピラミッドになっていることを考えると、世代人口が多い世代が、どんどんラノベから脱落していくことになる。
新たに若者がラノベ読者として参入してくるが、ラノベを読解出来る絶対数は減り続ける。

萌えキャラに(性的に)反応しなくなった中年でも読めるラノベを目指すというのもありだろう。
何となく思い浮かんだのが「紫色のクオリア」だが、あれなら中年でも読めるだろう。
生徒会に記号的な萌えキャラを一通り揃えるのではなく、一人の美少女をヒロインにして、性的記号ではなく、物語中心に組み上げた方が、中年読者の脱落を防げる。

ラノベは一巻だけで終わらせるつもりで出版されることは少なく、たいていはシリーズ化を狙っている。
一巻が売れたらシリーズとして続巻を立て続けに出したいわけである。
ラノベは同じような話を続編として出し続けるビジネスモデルだから、それに応じた縛りがあり、ストーリーに制限が生じてしまう。
一巻ごとに事件を解決させて締め括ることが多いから、ストーリーを広げていくのには向いてない。
漫画のように風呂敷を広げるだけ広げるという技法は使えない。

最近はラノベの巻数はちゃんと表記されているが、昔はそうではなかった。
富士見ファンタジアなどは特に表記しない傾向が強かった。
これはどの巻から読んでもいいように設計されているのである。
シリーズが10巻あるとして、順番に読む必要はなく、どれから読んでも構わないということだった。
現在はそうではないし、順番通りに読むのが普通だが、しかし、一巻ごとに話に一区切り付くというスタイルは守られている。
これのおかげで、本当の意味での大長編はないのである。
ラノベはシリーズ10巻くらいあるのは普通だが、あくまで一巻一巻が完結しているのが基本なのだ。
カラマーゾフの兄弟が五巻に分けて出されるとして、それをシリーズとは言わない。
ひとつの巻で事件が始まり解決し、次の巻ではまた別の事件が始まり解決するのが「シリーズ」なのである。
このシリーズというシステムがラノベの根本的なビジネスモデルなので、どうしてもテンプレ的なキャラクター小説になってしまうのだ。
ストーリーというよりは、萌えるシチュエーションの反復なのだ。
かなり成功したビジネスモデルではあるが、読者が中年になると、アニメキャラというポルノ的記号への性的反応が弱くなり、二次元に眷恋するのがむなしくなり、ラノベ読みから引退するという現象はどうしても起こる。







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