TPPでどうやら著作権の保護期間が死後70年になりそうである。
実際に法律が変わるのがいつかはわからないが、そう遠くない時期に変わるのだろう。

まず50年から70年に延長された場合、既存の著作物に遡及して適用されるのか、そこが不明である。
2004年に著作権法を改正して映画だけ保護期間が70年になったのだが、この際は、既存の著作権切れ作品に対しては遡及しないことになった。
だが、海外では遡及している事例もあるから、何とも言えない。
TPPともなれば強制力が強まるので、アメリカの意向次第である。

三島由紀夫は1970年に死んでいるので、あと6年で死後50年になるのだが、たぶんこの頃には著作権の保護期間が70年に延長されていると思われる。
米国やEUは著作権を延ばしたがっているので、この70年もさらに延長される可能性はある。
三島由紀夫を無料で読めることは当分無いと考えた方がいいだろう。

山本周五郎は1967年没だが、この頃には70年に延長されているだろう。

志賀直哉は1971年没だから、何十年も先まで著作権が切れない。

川端康成は1972年没。

武者小路実篤は1974年没。

志賀直哉、川端康成、武者小路実篤の著作権がこれから何十年も続くのはどうかと思うが、そういう時代の流れのようである。

谷崎潤一郎は1965年没なので、(50年のままなら)2016年にパブリックドメインになる。
江戸川乱歩も1965年没なので、同様に2016年である。
このあたりまでに著作権法改正がなされるのか、が注目である。
もしくは一時的に著作権が切れて、また復活するのかも注目だ。

吉川英治(1962年没)は二年前に著作権が切れており、すでに青空文庫で読むことが出来る。
吉川英治は今でも売れると思うので、遡及してまた保護期間に入るかどうかは、大きな問題だろう。

野村胡堂の銭形平次シリーズも今年から著作権切れとなり、すでに青空文庫で読むことが出来る。
これは吉川英治と違って、あまり需要がないだろうか。

絶版になってるような作品までディズニーのために長期間保護するのはナンセンスだが、どっちみち青空文庫では有名な作品しか対象にならない。
誰かが文字起こしして、それを別の人が校正チェックする仕組みだから文字起こしされただけで放置されている作品がずいぶんある。
マイナーな本だと、文字起こしする人はいても、それを校正する人がいないのである。
校正したければ底本は青空文庫側で用意してくれるらしいが、面倒だと感じる人が多いのだろう。







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