韓国人差別で知られるTehuが電通のインターンに合格したわけである。このインターンは採用直結ではないのだが、とはいえ、三次面接を通過して50人の中に選ばれたのは、かなり有望視されたのだろう。即座にTehuが電通社員になるわけではないのだが、たぶんなりたいのだろうし、可能性が大きく開けてきたわけである。この一報を聞いてから、妙にわたしの中でもやもやする苛立ちがあったのだが、どうやらTehuという人物と重ね合わせることで、電通というつかみ所のない会社が妙にくっきりとした輪郭を持って映じてきたようだ。敵影は完全に捕捉され、最後の審判で裁かれるべき悪魔として姿を現したのである。これまで電通によって言論の自由を奪われ死産に終わった言霊に思いを馳せ、そのすべてを散文詩として綴らなければならない。

勝ち組という言葉が少し前に流行り、そしてそれは流行語に留まらず、今日の社会で定着しているのだが、この言葉の本質はなんだろうかと考えると、人生の早い段階で勝利が決まっている人間のことなのである。ここには偉大さの欠片もないであろう。Tehuと電通は、何の価値もないのに特権だけがある、という状態を目指しているのである。Tehuの行動パターンは、必要とされる存在になろうとするのではなく、ただひたすら特権階級に入りたがるのだが、これは電通そのものである。Tehuが電通に採用されるとは限らないが、すでに電通を体現する存在なのである。

電通は連戦連敗を重ねている会社である。サッカーは壊滅的なダメージを受けた。しかし、負けても電通には黒星が付かないので絶対的な横綱として君臨している。血まみれの兵士の死体が地平線の先まで鈴なりのように連なっても、口先介入だけの電通は無傷である。むしろ敗北が大きければ大きいほど、それだけビジネスもでかいので、焼け太りでさらに巨大化するのである。広告代理店という名前になっているが、実際はコンサルティング会社である。電通に依頼したくなくても関わるしかないので、かなりやばい中間業者であり、ほとんど総会屋と同じである。1990年代に終わりを予言されたテレビは、2014年でも残っている。なにしろ競争のない世界であるから、そう簡単には潰えないのである。電通にしても、ネット広告をグーグルに独占された状態を考えれば、影響力は減じていくはずなのだが、サッカーのワールドカップでの放映権料は400億円まで膨れあがった。フランス大会の時は6億円だったのだから、とてつもない暴騰である。電通としては高額になればなるほど手数料が増えるから、値切る動機がないし、7割がNHKの受信料だから、これほどの悪はない。電通は特権階級をコネで繋ぐことに長けており、総元締めとなっている。クールジャパンの予算1500億円に関しても、ネットのあちこちで不満が書かれながらも、これが大手メディアで批判されることはない。

特権階級とは何かというと、偉人でも何でもないのに上位に固定されている人間のことである。Tehuが目指しているのは、それなのである。偉大な人間になろうという気はまったくなく、特権階級の一員に加わることだけを考えている。Tehuが憧れる秋元康にしても、作詞家という世界に競争がないから成功者となったのだが、その競争率の低さこそが憧れなのである。鳥山明とか尾田栄一郎のような、腕一本で戦って世界から支持された人間には興味がないのである。売れっ子になったからと言って、後から出てくる若手に蹴落とされるリスクがあるのでは意味がない。電通は民間企業の皮をかぶった特殊法人のようなものであり、ここにすべての特権が集約されているのである。

Tehuはクールジャパンの1500億円についてどう考えているのだろう。1500億円に見合うだけの効果が本当に得られると思っているのだろうか。Tehuは電通の仕事の素晴らしさに憧れてるのではなく、コネで巨額の仕事が割り振られ、赤字を出しては焼け太る特権階級であるからこそ、憧れているわけである。使った予算の分だけ結果を出していれば、誰も文句は言うまいし、リスペクトされる対象であるが、電通は焼け太りしか能がないので、憎悪の対象でしかない。憎まれてこそ特権階級でもあるのだが、この恐怖政治はいつまで続くのか、という問題である。明らかな腐敗なのだから、この王朝はいつかなくならなくてはならない。







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