芸能人は特にそうであるが、われわれ一般人でもある程度虚像で生きているのである。
プライベートをすべてオープンにした人というのは、今まで人類史で一人もいないであろう。
われわれ一般人でさえ、見栄を張って嘘をつくことはあるわけである。
このような見栄や虚像は漠然と許されているのである。
あまり望ましいことではないが、本当の部分を全部晒して生きていける人間などいないので、やむを得ず、嘘つきは認められている。

そうやって嘘にくるまれているから、噂でカバーする必要があるのである。
他人が自己申告で言っていることはあてにならないので、噂で補っているのである。
名誉毀損の問題を考える場合は、経歴詐称の問題も併せて考えなければならない。
虚像で誤魔化そうとするから、「真相」を噂として想像で語る必要があるのである。
おそらくこれは人間らしい姿なのである。
自己申告だと見栄っ張りだったり、もしくは悪質な経歴詐称の場合もあるから、裏を想像するしかないのである。
もし「噂は絶対に許されない」と言うのであれば、見栄を張って嘘をつく行為も処罰されるべきであろう。

大富豪という設定の芸能人が、テレビで見せてる高額な私物はレンタルではないのかとネットで言われたら、名誉毀損で訴えると弁護士が威嚇したことがあった。
これにしても、本当に大富豪なのかというのは、謎なわけである。
なんであんなに金があるのか、という不自然さは拭えないし、それに名誉毀損と言われると、もう虚像としても楽しめなくなるわけである。
大富豪という設定でテレビに出てきても、以前ならネタとして楽しんでいたのに、今では冷めた目で見るだけである。

何にせよ、名誉毀損は絶対に許さないというのであれば、虚像や嘘をこの世からなくさなければならない。
自己申告の虚像をそのまま信じないといけないというのはあまりにも無理がある。
実際のところ、本当の真相はわからず、かなりの部分を想像で補っているのが人間存在の本質なのである。
自分の人生すべてをオープンに出来る人は誰もいないであろうし、嘘まみれの自己申告と、それと真逆の黒い噂が並列しているのは、人間らしさと言えるのである。
その曖昧さこそが自他の境界線であり、秘密を持っていることが、個人として存在している本質なのである。







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