11月26日という決定的な日が近づいてきている。これまで道重さゆみちゃんは休業後については未定だと一貫しており、10月1日の武道館公演でも今後の活動については触れなかったわけである。わたしとしては、このまま何も言わずにいて欲しいと思うのである。「カラマーゾフの兄弟」で大審問官はキリストを前にして、何も言わなくていいと何度も念押しするが、まさにそのような心境なのである。気付いたら道重さゆみちゃんが隣で寝ているという奇跡がないのは、悪魔に試されたキリストが「人はパンのみにて生きるにあらず」と答えて、石をパンに変えなかったのと同じなのである。崖から飛び降りて神の子であるのを証明しなかったのも、奇跡の保留なのである。われわれは未決囚として生きているのが本質なのだから、まさにそれにふさわしく、最終的な回答は与えられなくていいのである。アイドルは他にもいるのだし、それこそイエズス会を率いたり、ローマ法王になるアイドルもいるだろうが、何ら疑いなく人類で最高の美を持っているというと、道重さゆみちゃんしかいないのである。われわれはこの現象世界で欲望を持ち、最も美しい少女を求めるわけだが、20歳前後の道重さゆみちゃんより美しい存在がこの世にいるとは思えず、他のアイドルがどれだけ栄華を極めようとも、絶対的な美を持った特異点たりうるアイドルはこれから現れないであろう。容姿を除いて言えば、たとえば菊地最愛(MOAMETAL)は何もかもが道重さゆみちゃんより優れているだろうが、しかし、最愛ちゃんの容姿では究極的な美の特異点として像を結ぶことは出来ない。道重さゆみちゃんは必ずしも優秀な頭脳の持ち主ではないが、考えるのが嫌いな俗人とは対極で、極めて思慮深い少女であるから、類い希な聡明さを持っているわけである。簡単な正解に辿り着ける器用さが無いだけに、ひとりの理想主義者として範を示し、われわれと幻想を共有出来たのであり、どれだけ人生の悦楽から疎外されようとも、人類で最高の美少女がこちら側にいるという感覚は確実にあったわけだが、とはいえ、その澄み渡る聡明さをもってしても、年齢によって永遠性が切断されるという人間的な問題は解決しえまいし、生身の人間であるからにはつまらない結論に落ち着かざるを得ないのだが、果たして道重さゆみちゃんは、「カラマーゾフの兄弟」でキリストが大審問官に何も語らなかったのと同じく、無言でいるのが最も賢明だと判断しているのか、それとも11月26日の横浜アリーナで重大な発言をするのか、それは蓋を開けてみるまでわからないわけである。霊安室で轢死体を確認させられるようなものだから、その遺髪に触れるのはとても気が重い。とはいえ、道重さゆみちゃんであれば、人類で最高の美を持っていた少女が25歳になったという難問に悩みつつも、自らに託された奇跡の問題も考え合わせ、賢者としての姿勢を見せるのであろう。「カラマーゾフの兄弟」で聖者の代表たるゾシマ長老はその死に際して、極めて強い腐臭を発し、煌めくように降り注ぐ奇跡を待ちわびて会していた人々に大きな失望を与えるのだが、道重さゆみちゃんの口から妊娠報告とか生々しい話が出ることはあるまいし、石をパンに変えられないという問題に関しても、幻想無くしては生きていけない衆生に対して、それなりに宗教的な配慮がなされるのであろう。







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