共産主義がなぜ不可能なのかを考えると、やはり自分の身内だけは可愛いからである。宮台はそこらへんを歩いている女子高生を、まったくの赤の他人であり、この社会の一員ではなく、近代社会を破壊する兵士と考えていたわけである。宮台が物資を送り込んでくれるわけではないので、彼女たちは最前線で自らの肉体で白兵戦を行ったのだ。近代的な結婚制度を破壊し、ポストモダンのユートピアへ移行しようとしたのである。

それでは宮台本人はどうしたかというと、東大教授の娘と結婚したわけである。東大教授の娘だって、宮台の本に感化されていろんなオッサンに身体を売っていたかも知れないし、今はすっかり澄ました顔をしているだけかも知れないが、ともかく出来るだけやってる可能性が低い物件を選んだのである。そして生まれた娘は当然ながら、宮台思想の兵隊として駆り出されてはいない。近代社会の破壊活動のために自らの裸体を生け贄にすることはやってないのである。

北朝鮮の将軍様にしてもそうだが、やはり身内は可愛いのである。世界を破滅させるとか言っていても、血縁だけは大事なのである。ここが共産主義の限界なのである。赤の他人はどうでもいいと思えるとしても、というか、赤の他人は本当にどうでもいいのだが、その気楽さで、近代社会の破壊を試みても、結局のところ自分の身内は可愛いというところに帰着するのだから、人類すべてが家族というところに行くわけがない。左翼はユートピアを信じている人格者ではなく、赤の他人は使い捨ての道具としか考えていない。人類愛どころか、自分の身内以外は本当にどうでもいいという感じが、宮台と将軍様から伝わってくるわけである。







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