愛着崩壊 子どもを愛せない大人たち (角川選書)
KADOKAWA / 角川学芸出版 (2014-08-28)
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金持ちの子どもがおっとりしているのは、経験的に知られている。
ADHDが疑われる人間は、どうしても貧困層が多いわけである。
ADHDは決して脳の物理的損傷ではないし、また脳を検査しているわけではないので、脳障害説は仮説といえば仮説なのである。

貧困家庭にトラブルメーカーが多いというのは誰も異論がないと思うのだが、専門家の本でこの問題が呈示されていたので引用しておく。

「愛着崩壊 子どもを愛せない大人たち」(角川選書) 岡田 尊司
自閉症スペクトラムが、社会的に上位の階層に多いのとは対照的に、ADHDは貧困層で有病率が高く、また、その上昇率も高い傾向にある。
先述のアメリカの調査データで、年収が貧困ライン以下の階層では、ADHDの有病率が、二〇〇三年から二〇〇七年の四年間に、九・三パーセントから一一・六パーセントに二五パーセントも増加しているのに対して、年収が貧困ラインの二倍以上ある階層では、七・三パーセントから八・六パーセントと、有病率が低いだけでなくその増加率も小さい。


ADHDはまったく役に立たない気質だが、アスペルガーはプログラマー適性があることが多く、シリコンバレーで働いている人間の一割はアスペルガーと言われるくらいである。
ADHDは特技でないから所得が低く、アスペは職種によっては特技になるので、所得の差が生じるのであろう。

またこの書籍では、発達障害は生まれつきの脳障害だから治らないという問題についても疑問が呈されている。

似たようなケースで、「発達障害」と診断されたものの、もっと短期間で、まったく状態が様変わりすることも珍しくない。
広汎性発達障害が疑われて、対人コミュニケーションがほとんど困難と思われていた人が、豊かな言葉で内面を語ったり、人並み以上の対人スキルを見せたりする。
中には、知能指数が、二〇以上も上がってしまう子もいる。
近年、発達障害がものすごい勢いで増加していると言われている。
約五~六パーセントの子どもがADHDだとも言われる。
生物学的基盤をもつ神経システムの問題が、なぜこれほど短期間に急増しているのだろうか。
それは、本当に「発達障害」と呼んで、片付けられる問題なのだろうか。


かつて(狭義の)自閉症は母親に原因があるとされていたのだが、実際は生まれつきの障害であった。
この問題があるため、発達障害の原因は母親であると言えない背景がある。

虐待も発達障害も、どちらもその後急増し、大きな社会的問題となっていくのだが、愛着障害という診断は、やはり特別に悲惨な境遇の子どもに用いられるのが一般的で、発達障害という診断が、圧倒的に頻繁に使われるようになる。
その背景にあったのは、自閉症の原因をめぐる専門家の間のトラウマである。
かつて自閉症は、養育的な要因によって起こると考えられたため、親たちは自分の育て方のせいだと自責の念にかられ、苦しむことになった。
ところが、その後の研究で、遺伝的な要因が強いということがわかり、養育要因説は濡れ衣だと判明したのである。
そうした経緯があって、この問題に携わる専門家は、親の養育に安易に原因を求めることを厳に慎み、そうすることは、ほとんどタブーとなったのである。
そのため、遺伝的要因で起こるはずの自閉症が、何十倍にも増えるという事態を前にしても、専門家の多くは、その事実をにわかには信じようとせず、むしろ診断上の問題と考えていた。
ADHDについても、遺伝的要因が八割くらいと考えられ、養育環境の影響は小さいとされ、あまり問題にされなかった。


はるかぜ(娘)と有村悠さんは明らかにADHDだと思われる。この二人に共通しているのは、貧困層であり、母親のロボットだということである。母親の理想通りに生きることを義務づけられており、本人が自分の人生を生きることは禁じられている。ADHDが先天的な障害で絶対に治らないと思われているのは、やはり親を変えるわけにはいかないからである。

はるかぜ(娘)がまともな家に養女として引き取られたら、単なる普通の人として育てられるであろう。それによって、ADHDが治る可能性もあるのである。現状だと、はるかぜ(娘)は、才能のある知的な美少女を演じなければならず、それが無理だから、現実のはるかぜ(娘)はぼんやりした状態で過ごしているわけである。凡人として生きることを認められておらず、理想的な人間を演じきるだけの才能もないから、本人は、まるで自分の人生が他人事であるかのように、ぼけっとしているわけだ。

有村悠さんも、思い通りにならないと暴れるため、ADHDが強く疑われているのだが、この「思い通りにならない」というのが重要だと思われる。母親の思い通りにならないと怒られるという環境で過ごしてきたから、思い通りにならないと暴れるのが当然だと考えているのである。艦これのイベントで負けると暴れたり、課金してしまうのも、ゲームで負けたら怒りを鎮めて、ゲームから離れるという常識的な行動が出来ないからである。健常者もゲームで負けたら頭に来るだろうが、「たかがゲーム」だと思い直すわけである。なぜ有村さんは暴れてしまうのだろうと考えるに、生まれつきのADHDというだけでなく、何が何でも思い通りにするという家庭環境が強く影響しているのである。期待したとおりにならないと激高する母親に育てられているのだから、期待通りにならなかったら軌道修正するという健常者の思考法が身についているはずがない。

ADHDとは、思い通りにならないと暴れる人のことだと言っていいと思うのだが、蒼波さんのような金持ちだと、そういう傾向は微塵も見られないわけである。われわれの存在はパラレルワールドがないのが特徴である。時間の中で一回しか生きられず、それ以外のルートはすべて死産に終わることになっている。だから、仮に蒼波さんが極貧家庭に生まれていたらADHDになっていたかもしれないと想像するのは、架空戦記と同じような話であり意味がない。はるかぜ親子のような貧困家庭ほど、思い通りにならないストレスが溜まり、何が何でも思い通りにするという衝動的なパーソナリティーになってしまうのは理不尽ではあるが、これこそが一回限りの現実なのである。どのようなむごたらしい人生であれ、その一回がすべてであり、時間を戻して他のマシなルートに乗り換えることなど出来ない。

はるかぜ(娘)が自分の目で世界を見て自分で判断して、凡人として生きていけば、ADHDが改善する可能性は充分にあるのである。ババアの二周目の人生をやるために、主体性を奪われているから、はるかぜ(娘)はぼんやりした状態で生きているわけだが、ババアの理想を生きるのではなく、自分の人生だという自覚をもって生きることが出来るなら、ぼーっとした状態から脱却し、まともな人間になるのも不可能ではあるまい。

落ちこぼれている問題にしても、ババアの指示を待っている状態を14年間続けているからそうなっているだけで、これを克服すれば知能が向上する可能性さえあるのである。最初にナベプロに入った時は、ババアが完全に駆除されたように思えたのだが、中川翔子のマネージャーがはるかぜを担当するようになってから、元の路線に戻ってしまったので、今後が危惧される。ADHDは脳障害とは限らず、本人が主体性を喪失している状態なのかもしれないし、はるかぜ(娘)は露骨にそういう環境にいるわけである。空気が読めない挙動不審者のように見えるのも、現実世界を理解した上で行動することが禁じられており、ババアのファンタジーに隷従しているから、と考えられる。そもそも生まれつきで言うなら、はるかぜ(娘)より蒼波さんの方が自閉度が強いように思える。蒼波さんが誰からも好かれて、はるかぜにオファーが全くないのは、容姿の問題だけでなく、はるかぜ(娘)はまったく楽しそうでないのである。天然の面白い子というタイプではない。台本を必死で読んでいるだけでまったく楽しそうでないから、共演者が疲れている様子が窺える。なんか考えれば考えるほど、生まれつきは普通の子で、後天的におかしくなっている気がするのである。ババアの二周目の人生という苦役から解放されれば意外と普通の子に戻るかもしれないが、その日が来るかどうかはわからない。







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