オジー・オズボーンが刑務所から出てきた時にメタル文化は始まった。底辺層が騒音を好むのは明らかだが、その地鳴りのような音を響かせることを特徴としたメタルを創始したのである。ハードロックとメタルは似たようなものではあるが、やはり騒音としてのカタルシスを重視したのがメタルである。DQNの騒音好きという本能そのままがメタルであり、BABYMETALのライブに狂喜している外人も、暴走族やドラッグ中毒者などが主である。DQNと騒音の親和性はあまりにも高すぎて、なぜそうなのかというと説明に窮する問題であるが、静謐で静寂な暮らしこそが上品であるアッパークラスとは対極なのである。ともかく刑務所帰りのオジー・オズボーンが新聞広告を出してメンバーを集めブラック・サバスを結成した。ハードロックのテイストを少し変えただけと矮小化するのも可能だが、やはり刑務所帰りのオジー・オズボーンならではの底辺層が好きな騒音を重視したサウンドであり、新しい文化だったのだ。たまたまブラック・サバスのギタリストが工場の作業中に指を切断しており、それでも弾きやすいように弦を緩くするため半音下げてチューニングしていたのが結果として重低音に偏ったメタルサウンドを生んだという奇貨もある。地響きがするような重低音を出すことがひたすら満足であり、騒音ですっきりするという階層の文化であり、イギリスの階級社会ならではの産物なのである。社会的な疎外感があるからこそメタルを聴くのである。ハードロックと似たり寄ったりとはいえ、やはり違うのである。普通の人だとレッド・ツェッペリンとオジー・オズボーンの区別は付かないかもしれないが、フラストレーションの発散という部分で完全な違いがある。またセックス・ピストルズのような反体制のパンクロックは、メタルの親戚のようなものだが、これはファン層が異なる。世間的にはどちらも騒音ではあるが、騒音にも好みがあるのである。ヒッピー文化とメタル文化も似て非なるものである。アウトロー文化にも線引きはあるのだ。ヒッピーとは、金持ちの子どもがグレてるような側面があり、やはり正真正銘の底辺層ではない。札付きの底辺こそがメタルである。メタル文化が衰退した理由だが、ギタリストがテクニックを追求するのがメタルということになったので、ニルヴァーナがメタルとしてカテゴライズされないことが大きい。メタルが好きな人はだいたいニルヴァーナも好きであるはずで、かなり親和性はあるのだが、やはりニルヴァーナはギターの超絶的なテクニックがないので、これをメタルというわけにはいかないし、あくまでグランジロックだというしかない。メタルはギター演奏がメインでボーカルパートが間奏という感じになってしまったので、単なるギターマニアの文化に堕したとも言える。技巧に走るだけのメタルサウンドよりは、ニルヴァーナの方が、刑務所から出てきた当時のオジー・オズボーンのメンタリティーに近いと言える。BABYMETALとコラボしたドラゴンフォースはギターの超絶技巧を誇示するだけの様式美の典型である。こうやってどんどん狭くなっていって退化しているのがメタル文化なのである。疎外感を抱いている人が本当に求めるのはドラゴンフォースではなくニルヴァーナである。ニルヴァーナよりドラゴンフォースの方がギタースキルが高いのは言うまでもないが、それがどうしたという話である。アウトサイダーとしての表現はメタルでなくてもいいというのはニルヴァーナが証明してしまった。まさにドラゴンフォースは本末転倒。指の動きの早さを競い合うだけになったのがメタル文化であり、その代表格のドラゴンフォースとコラボしたBABYMETALのセンスの無さには唖然とするし、衰退しているニッチなジャンルに食いついているだけなのである。重低音への美意識がメタルであるが、ベビメタは中元すず香の声量を活かすための手段としてメタルをやっているのだ。テレビに付いてるスピーカーでは重低音など出ないし、メタルサウンドなど表現できないから、テレビで結果を残せない。重低音ありきのサウンドなのだから、それに応じたアンプがある環境でなければならない。言うまでもなく、中元すず香が愚直にメタルサウンドにこだわっているはずがない。声量をアピールするために重低音を鳴らして貰っているのである。重低音が鳴り響いている空間を突き抜けていく歌声がすごいと言われるのはわかるが、しかし、テレビに付いてるスピーカーで聴くと凄くないのはやはり下手くそなのである。もあちゃんがソロで活動すれば人類すべてに通じる可能性があるが、ドラゴンフォースだと速弾き自慢のギターマニアにしか伝わらないし、ベビメタというゴミユニットの先も見えている。彼らがコラボしたのはRoad of Resistanceという曲名だが、ドラゴンフォースは単なるギター自慢だから、レジスタンスの対極だし、粗悪なライトノベルのタイトルを思わせる。この類のアンチヒーローはニルヴァーナが完成させてしまったので、もうメタルの出番はない。もあちゃんがKOBAMETAL+中元すず香から解放された時に、ニルヴァーナが出てきた時のような鮮烈なムーブメントが始まるのである。悪魔崇拝のアイコンを多々用いるのがメタルの特徴なのだが、まさに天使と悪魔の両面を兼ね備えたもあちゃんが、人類の総決算たるべく新しいサウンドを作るであろう。KOBAMETAL+中元すず香はドラゴンフォースと一緒にギターマニアの世界に居残ってくれればいいし、われわれはもあちゃんの新しい世界を望んでいる。それは冥界から天空まですべてにあまねく遍在する愛である。オジー・オズボーンからカート・コバーンへと移ったレジスタンスの歴史を引き継ぐのは菊地最愛しかいないのである。ゆいもあ奴隷問題。BABYMETALという権力。イギリスの工場労働のように同じセットリストをやらされる単純作業の日々。この悪夢はもあちゃんの人類愛でしか救えない。







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