中元すず香に会えてよかったという人はたぶんいないと思う。中元すず香のライバルという立ち位置で居合わせると、ただ災難でしかなく、これが一過性の痛みならまだしも、完全に心を折られて終生の疼痛となる。アクターズスクール広島での鞘師里保。バトン部として重音部と対決させられた武藤彩未ちゃん。もしくは中元すず香の実姉。なんか中元と比較対象にされると心が折れている。

男子から見て、中元すず香はストライクゾーンから外れているので、女としての魅力はさっぱりである。中元日芽香は特別な美少女ではないし乃木坂で人気もないようだが、それでも女子として平均的な魅力はある。中元日芽香は芸能界ではその平均性によって埋没するし、このまま際立つところ無くフェイドアウトだと思うが、リアルではかなりモテるはずである。男子はこういう感じの女子が好きだからである。あんまり特別な要素は求めてない。おそらく一般人として生きていたら中元すず香に負けることなど無いのだが、芸能界だとそうではないのである。男子のストライクゾーンに当て嵌らない方が、芸能界では特別な存在として扱われる場合もあり、高身長の女性モデルなどはその典型であろう。

男子にとってストライクゾーンへの適合ということでいえば、水野由結ちゃんはその典型である。普通の平均的な女子としての魅力を持っている。もちろんゆいちゃんはかなりハイスペックなのだが、なぜか高嶺の花だと感じさせない普通のいい子であるから絶大な人気があるわけだ。すべてがストライクゾーンで男子の急所ばかり突いてくるゆいちゃんと、すべてがストライクゾーンから外れる中元すず香は対極の存在である。

いくら中元すず香のスタイルがいいとは言っても、一般人女性で中元の外見になりたい人はいないはずである。痩身ではあるが、女の子らしい華奢な骨格ではないし、かなり男子に近い。オジー・オズボーンみたいな顔だから可愛さは一欠片もない。われわれが中元すず香に何かしら違和感もしくは劣等感を憶えるのは、ジェンダーのルールに反しているからである。女子と言いながらほとんど男子なので、このズレが耐えきれない。中元の実姉や鞘師里保や彩未ちゃんにしても、いずれも女子らしい可愛さはあったわけだが、これによって余裕があったとは思えない。芸能界という場所で中元すず香に向き合うと、劣等感を憶えていたはずである。一般人なら中元すず香という喪女など相手にするまでもないが、芸能のステージとなれば、男子から見たストライクゾーン、つまり女子としての平均性から外れているからこそ、その異形性が何かしら超越的なイメージに変換されるのである。ステージならナヨナヨした女の子より中元すず香の方が見映えがするのは間違いないし、そこには明らかな威圧感があり、鋭い目線で睥睨されているような気分になるだろう。

水野由結ちゃんが相手ならその可愛さを素直に認めればいいのだが、中元すず香は男ならイケメンということであるし、女として魅力は0だから、この異形性への対応が難しい。中元すず香は実寸が160センチ前後だと思われるが、中元に接する人は、何かしら高身長のモデルを相手にしているような感覚を受けてるはずである。中元すず香の性格が男前の姉御肌なら、見た目も中身も男前ということで接しやすいと思うのだが、まったくそういう性格ではないし、そもそも何を考えてるのかわからないから、どう接していいのか苦慮するであろう。中元すず香が明らかな美人なら、雲の上の存在として憧れるという選択肢もあり得るが、やはり微妙な顔なので、これは認めたくないという嫉妬めいたもやもやとした感覚が残るのである。







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