体重計に乗るのを習慣にすると、体重を減らすのが快楽になる。
体重が増えているとダメージであり、減っていれば喜ばしいので、この悦びのために食事を控えるようになる。
人間にとって快楽はひとつではない。
食事する快楽より、体重計に乗って体重が減る快楽を優先するわけである。
これは変更が可能なのである。
体重計で測るようになると、何かしら達成感がある。
夜中に食べるのを我慢したから300グラム減ったという悦びがある。

快楽と苦痛という原理から人間は逃れられないのだが、快楽のターゲットを変えることは出来る。
読書が苦痛だという人がいるが、ちゃんと取り組めば、理解できた悦びに転じることも可能である。
自堕落な快楽から、目標達成の悦びに切り替えるということである。
人間は快楽に囚われているが、その対象の切り替えは可能である。
快楽を断念することで現実のQOLは上昇するのだから、そのことで満足感を得ることは出来る。
現実原則もひとつの楽しさである。

パチンコ中毒の人がいるとして、「我慢できたから偉い」という達成感は難しくはない。
何しろパチンコ中毒のせいで時間とお金が失われていくのだ。
いくら使っていくら儲かったか記録を続ければ、だいたい使った金額の七割くらいしか出てこないはずであり、10万円使うたびに3万円は損するはずなのだ。
寺銭の分だけ損していることを実感できれば、我慢するだけで得をした気分になる。

禁欲が苦痛というのは誤解である。
体重が減るとか、ギャンブルでお金をすり減らすのを免れるとか、何らかの利益がある。
この利益の部分の達成感を際立たせることで、禁欲(現実原則)が快楽になるのである。
禁欲したからこれだけ得をしたというリターンが可視化されればいい。
読書であれば、読んだ時間を記録して達成感を得るのも可能であろう。
金銭感覚のゆるい人であれば、まずは使った金額をすべて記録することから始めるべきだろう。
消費をどれだけ減らしたかというのが明確になれば、達成感に繋がる。
使わなかった分だけお金は貯まっているのだから嬉しいに決まってるし、これは幻想ではない。
必要なのは記録である。
我慢することでどれだけの成果を得たか明確にしないと実感が得られないので、この自分自身に対する可視化をちゃんとやっておかないと、何の得もなく我慢させられているという誤解が生じるし、これは快楽原則に反するから、禁欲など続かない。







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