よく言われること、というのがあるわけである。
われわれはこの手のスローガンに縛られて思考している。
われわれが世界や時代を共有するのは、何かしらこの手のスローガンが原因なのであろう。
他人一般の声なのである。
そしてこういうのはあまり親切ではないので、本当のことは言ってくれないのである。

「人のせいにするな」というのはスローガンとして定着している。
英語だと「自分の問題で他人を責めるな」となるのだろうが、なんか日本語だとそれよりさらに強力に決めつけている。
これは本当に責任の所在を問うているのではない。
実際は他人に対して批判精神が強すぎることが問題視されているのである。

もちろん文字通り「人のせいにするな」と言いたいこともあるわけだ。
責任転嫁が酷すぎる人間を見ればそう言いたくなるであろう。
だからこの「人のせいにするな」というスローガンは多義的なのである。
おかしな責任転嫁をする人間に向けられることもあれば、他人に批判的過ぎる人間にうんざりして吐かれる台詞でもある。

他人を批判してはいけないというスローガンになぜ「おまえのせいだ」というのを含めるのかと言えば、おそらくは煽りなのであろう。
やはり批判すること自体はタテマエとしては正当な権利なので、批判すること自体がよくないという単純なスローガンは成立しづらい。
おまえのせいだと煽るところまで含めてこそ成立するのである。

他人の正義を問うのは好ましくないのである。
人間関係において超越的な裁判官のように存在することは求められてないし、それとは別の論理で動かさなければならない。
他人を批判するというのは蛇蝎のごとく嫌悪される行為であるから、それを自覚することが必要なのである。







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