人間が存在するのは、現象世界の登場人物になる、ということだ。
人間がここからさらに進化すると、世界が虚妄であることが分かりすぎて、存在が成り立たないような気がするのである。

この問題は、われわれが被造物でいられるかどうか、であろうと思う。
被造物として強制されているからこそ登場人物なのである。
役割を強制されているからこそ存在なのである。
自分で設定を変えられるのなら、それは空想であり、世界を舞台にした登場人物ではない。
われわれは脳を使っていながら、脳の内部構造には触れないわけである。
ニューロンから感覚が生成されるプロセスは、かなり科学が進歩してもわかるまい。
ここがブラックボックスのままなら、人間が進化しても存在はし得る。

現在の人間は、世界に根拠が無いことに気付いても、本能的な感覚は壊れないのである。
美人に根拠がないとか、目と鼻と口の並び順に根拠がないとか気付いても、やはり美人は美人であり、性欲はひとつも減殺されない。
おそらくはここがポイントなのであろう。
顔というものに根拠がないと気付いて、その気づきから、頭部に感覚器官が並んでいるだけとしか思えなくなるなら、存在はかなり困難になる。
美人は美人だという脳に焼き付けられた感覚がなくなると、この現象世界は破綻するのだし、存在というのも破綻する。







スポンサードリンク

最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
リンク
スポンサードリンク
RSSフィード
プロフィール

ukdata

Author:ukdata
FC2ブログへようこそ!

katja1945uk-jp■yahoo.co.jp http://twitter.com/ukrss
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
アクセスランキング