在特会にせよ百田尚樹にせよ、その素朴な動機は理解できるものである。
共感できるという意味での理解ではなく、こういうつもりなんだろうと理解出来るという意味である。
何らかの過激な発言を故意に行うことで騒動を巻き起こし、タブーを破壊しようという原始的な欲求である。
常識的なひとたちが口をつぐむ問題に関して過激な発言を行い、焔が大地をなめつくしていくような擾乱を巻き起こしたいのである。
昔からよくあるパターンではある。
在特会はヘイトスピーチということで話題になるが、極端な舌禍をやっているわけである。
社会的立場あってこそ舌禍であろうから、在特会の桜井はその立場にないが、わたしが「舌禍」と言っているのは辞書的に厳密な意味ではなく、言ってはいけないことを言うという程度の意味だ。
桜井が差別発言をするのも、それだとインパクトがあるからであろう。
言ってはいけないことを言うことで騒動になるのだから、故意に差別発言をしているわけである。
おそらく他の保守からしてみれば、韓国や朝鮮を批判するのに規制を加えられても困るからやめてくれと思っているだろうが、桜井が目立つとすれば差別発言しかないのである。
意見を述べるだけの街宣活動だとインパクトに欠けるから、言論の範囲を超えたようなヘイトスピーチをするわけだ。

おそらく憎しみの相手の玄関先でわめき散らしたいというのは、すくなからずの人が思い浮かべたことがある発想だろう。
滅多に実行には移さないとしても、声の限り怒鳴り散らしてやりたいという願望そのものはさほど特殊だとは思わない。
個人的なトラブルで実行している人はどこかにいるのかもしれない。
騒音おばさんは知的障害者であろうからマスコミのおもちゃになったし、実刑判決も食らったが、たぶんああやって大声で怒鳴り散らすというのは、やっている人もいるだろう。
まともな知能があれば、もう少しうまくやる。
政治とは無関係のところでも、怒鳴り散らしたい願望は普通にあるだろう。

在特会の桜井が馬鹿だと言っても、さすがに知的障害ではないだろうし、騒音おばさんみたいに刑務所送りにならない知恵はあるわけである。
高度な戦略は必要ないし、活動家としての知恵が付いていればいいだけである。
結局のところ、お手上げと言うしかないのである。
過激な発言で世界を動かしたいと思うのは、ひとつの根源的な欲求なので、桜井だけの問題ではあるまい。
たいていの人はあまり実行はしないが、欲求そのものはある。
実際はヘイトスピーチで世界は動かないから無意味に決まっているが、その無意味さを厭わないから活動家なのである。
在特会に自重を求めても無駄なのである。
限度を超えた過激な発言をすることに意味を見いだしているのだから、適度というのはあり得ない。







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