日本では九月からスタートしたGPM。最初はFirefoxだとすごく重かった。これはわたしの環境だけではなく誰もが口を揃えて悪罵するところであったから、動作環境に関わらず、Chromeでは早いがFirefoxだと遅すぎて使えなかった。鉄球付きの鎖が付いた足を引き摺りながら、よろよろとスクロールさせて再生ボタンを押すところまで辿り着けば、無事に楽曲は奏でられるのだが、そこに至るまでの挙動がカクカクしてスムーズではなかった。これがいつの間にか、逆転していたのである。わたしの環境ではFirefoxの方がむしろスムーズである。よそさまのブラウザに嫌がらせをしている場合では無くなったのだろう。

さて、これでFirefox問題は解決をみたわけだが、それだけの話である。なにしろソーシャル機能がほとんどないので楽曲を探しづらいし、プレイリストを共有する手段もほとんどない。最初はグーグルがレコメンドするラジオがいいと思ってたけど、ジミ・ヘンドリックスの次は必ずレッド・ツェッペリンだったり、あまりにもお役所仕事である。そもそも御自慢のウェブ検索からして、上位にはNAVERまとめと知恵袋しか出てこないのだから、もはやはてな株式会社と大差がない低劣な企業である。

これからしばらくしたらSpotifyが日本上陸してくると思われるが、これはGPMより評判はよさそうである。どちらにせよ、邦楽に関してはまったく期待してはいけない。CDが売れてしまう日本に生まれた悲しさである。洋楽だけでも余すところ無く聴ければそれでいいのだが、GPMは3500万曲あると謳っているわりには、知らない曲を探し当てる機能が乏しくて、なぜに一般ユーザーがツルハシを持って地下深くまで掘り進まなければならないのか、という話である。われわれは使い捨ての炭坑夫であるらしい。グーグルは無造作に楽曲を並べているだけであり、検索は自分で勝手にしろということなのだ。

クラウドの時代であり、ソーシャルの時代であり、それを融合させた新しい音楽サービスが求められている。中央広場のようなコミュニティーを作るとつまらない人(面白いつもりの人)が占拠してしまうので、個々人にカスタマイズされた自律分散協調の世界を作るわけである。有料の音楽サービスはソーシャルと相性がいいと思えるし、これが盛り上がれば、新時代の音楽文化となるであろうに、あまりにも仕組みが貧弱である。







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