われわれは特定の座標に固定されて生きているわけである。
これを乗り越えて森羅万象をあまねくとらえる大日如来たらんと願うのであるが、それが出来ないのが人間である。
自分が存在している座標のことしか認識できないようになっている。
監視カメラとかで遠くの場所を見ることは出来るけども、これも回線で繋いで映像を送っているわけであり、決して千里眼で(物理法則を無視して)別の場所を見ているわけではない。
つまり非局所的相関がありえない世界に人間は存在しており、これが人間なのである。
量子力学まで考えれば、非局所的相関、たとえば東京でやったことが(回線で物理的に繋げなくても)大阪に影響を及ぼすということもあり得るが、これは人間存在に無縁の問題である。
あくまで物理的な座標に固定されており、東京から大阪に移動しようとしたら、車にせよ新幹線にせよ、何らかの形で自分の肉体を移動させるしかないのである。
こうやって座標が固定されており、瞬間移動が出来ず、東京と大阪に同時に存在するとか出来ないからこそ、人間個人が存在しているのである。
われわれは違う座標のことを知るために情報収集は欠かさず行っており、別の座標で発生している出来事を、テレビとかラジオとかインターネットとかうわさ話とか、そういう手段で知るわけだが、これは大日如来の遍在性とは対極なのである。
なにしろわれわれは一箇所にしか存在できないので、果たして本当に三次元空間はあるのかどうか、というのも時たま疑問に思うわけだ。
わたしが東京にいるとして、果たして大阪はそのときに実在しているのか何とも言えないのだが、とはいえ、経験的にわれわれは大阪が実在していると知っている。
自分が存在してない場所にも三次元空間は広がっていて、確実に実在していると思うしかない。
われわれは天の川銀河にいるはずであるし、お隣のアンドロメダ銀河も、三次元空間としてごく普通にあるのだろう。
そうやって三次元空間の座標を延長していくと宇宙の果てがどうなっているのかという疑問は誰でも思うわけだが、わからないと言うしかないわけだ。







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