イラッとさせる発言をするわりには、なぜか夏野剛にアンチがいない。
いわゆる馬鹿とか間抜けではないから、ニヤニヤしながら観察するのが難しい。
毒舌家のわりには不用意な発言はしないし、舌禍事件を起こさないタイプでもある。
夏野剛は発言が差別的なのだが、新自由主義の勝者が敗者を蔑むのは、おそらく差別の定義には当てはまらない。
差別問題とはおそらく歴史を背負ったものであろうし、古い価値観が過去に葬り去られた時に、当事者ではないひとたちが、反省したり反省させられたりするものである。
遠い昔に行われたことを掘り返して、被差別者のルーツを持つ人たちが遺産相続人として怒りの声を挙げるわけである。
現状では、夏野剛みたいに経済的敗者を舐めた発言をしても、これは新自由主義の時代に沿ったものであるから、差別的感情はあるとしても、差別ではないのである。
いずれ時代が変わり、勝者総取りのイデオロギーである新自由主義が悪という世の中になれば、夏野剛は敗者を蔑む差別主義者の典型事例として扱われると思うのだが、現時点でわれわれは当事者であるから、まだ歴史性を背負っていない。
マルクス主義が完全に破綻したので、搾取云々の論法が極めて使いづらく、その間隙を衝かれているのである。
経済的勝利者は上級国民であり大正義だと言うしかない。
だから現段階で夏野剛を差別主義者だと言うのは無理なので、この裁定は未来の人に託するしかないのである。







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