どうもこの10年くらい、遺族の代理人のつもりで発言する人だらけになっている。
鈴木沙彩さんが元恋人の池永チャールストーマスに殺害され、ハメ撮り画像を晒された事件でも、遺族の立場になって考えなくてはいけないらしい。
そうやって遺族の代理人というメンタリティーを持つ風潮は、本村洋とか池田小の遺族が作ったのだろうけど、俺にとってはどうでもいいことである。
池田小の件なら宅間守が悪いのだし、社会のせいにされても困る。

この鈴木沙彩さんの件にしても、自分の娘がDQNとハメ撮りしていてなおかつ殺されたとか、そういう想像をして感情移入すればいいのでしょうか。
遺族の代理人たる大衆のみなさんがどういう憤りを抱えているのか謎である。
リベンジポルノがどうこうというのも、AV女優の一歩手前の話くらいにしか思えないが、みなさんのお考えは違うはずである。

万引きから逃げている途中で鉄道に轢かれた少年の場合でも、店主への抗議などがいろいろとあったようで、閉店に追い込まれたわけである。
みなさんは遺族の代理人であるらしいので、なかなか難しい話である。
俺は遺族の代理人になるつもりなどないので、どこか知らない星で起きた事件くらいにしか考えられないが、みなさんはわれこそが代理人だと言い張っているわけである。

刑法は何でも死刑という世界ではないし、それなりの量刑が決まっているのだが、みなさんの民意が罪刑法定主義を逸脱させることがある。
本村洋の件でも、あれは普通なら死刑ではない。
みなさんが頑張った結果としての死刑なのです。
みなさんは本村洋と面識もないはずだし、彼が再婚していることも知らなかったはずだから、なぜそこまで感情移入できるのか不思議である。

「これがおまえの家族だったらどう思う」という仮定を強いられるわけだが、しかしそういう仮定が本当に必要なのか疑問である。
普段は見知らぬ他人であるのに、いきなり遺族を自分の家族と重ね合わせないといけないのであろうか。
俺と鈴木沙彩さんは、まったく縁もゆかりもないはずなのに、殺された瞬間から仮想的に俺の娘になるのでしょうか。
そもそも「これがおまえの家族だったらどう思う」というのは脅迫にも思えるし、そうやって目を眇めて言われるとなると、俺の家族が報復の対象になるような錯覚をしてしまう。
この錯覚は錯覚でしかないので、別に畏怖してないし、だから他人は他人だと、俺は考えるのであるし、池永チャールストーマスに極刑は求めない。







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