「おまえはみんなから嫌われている」という定番の台詞があるが、なぜそうやって世界を代表したようなことを言えるのかと言えば、「みんなから好かれたい」という感情を見抜かれているからである。
つまり全会一致で好かれたいという立場でいると、ひとりにでも嫌われたらいわば常任理事国に拒否権を発動されたのと同じようなものであり、全員から嫌われたことになるのだ。

「ひとりでも不愉快に思う人がいるなら」と何らかの表現行為が中止になることがある。
テレビCMなどのデリケートな問題なら企業の判断であろうが、それ以外の問題だとずいぶん違和感があるわけである。
障害者の人が文句を言ってきたとして、「ひとりでも不愉快に思うなら」と相手にしていたのではキリがない。
もしくは、それは人権問題だから仕方がないとしても、果たしてひとりの個人が人類の全員から好かれることを目指し、ひとりでも嫌いだという人間がいたら破綻するのはおかしいであろう。

「みんなから全会一致で好かれたい」という願望さえ捨てれば、そこらへんの有象無象がすべて常任理事国という変な状況はなくなる。

そもそも「好き」というカードはいつでも引っ込められるので、失望したとか見損なったとか、駆け引きされるのがオチである。
常任理事国として拒否権を発動されても困るから、迂闊に他人から好かれない方がいいのである。







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