体育会系という人種は、自分を棚に上げるのが当たり前である。
では彼らは悪人なのかといえば、そうではあるだろうが、ごく普通の悪人とはまた違うのである。
彼らにとっては「逆らう」のが究極の悪であり、それだけである。
普通の意味で素行が悪いとか、そんなことはどうでもいいのである。
「逆らう」という大逆罪こそが肝心である。
たとえば先輩や監督に口答えするのは、親殺しのような罪である。
神に対して弓を引くのと、そこらの商店の店先から品物をくすねるのとは違うのである。

そもそも「自分を棚に上げる」のが許されないのは、人間が対等であるべきという発想であろうし、そんな考えなどさらさらない暴君としては、自らは大暴れして他人には厳格であるのが正しいアティテュードである。

ある閉鎖的な組織で、その体制を転覆するべき行為が許されるはずがない。
体育会系でなくとも、たとえば企業で、部下が上司に反逆したら許されるとは思えないし、お巡りさんが出てくる案件ではないが、「逆らう」というのは内部的な規律の問題である。
このような権力性の肯定により、権限を振り回せる人間がサディズムの化身となることもあるだろうし、鞭打たれその闇が深く根を張った受難者が新たなサディストとして孵化するのか、鬱病で病院に運ばれるのかは知らないが、おそらく運動部がこの世に無くても、この類の問題は人間につきまとう。







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