われわれは他者に向けて自分という存在を供給しているので、時代の需要に合わせている。
需要がないことをやって生きるのは辛いのでなかなか出来ない。
自転車操業的に自己の生命を維持しているから、その時点の需要に合わせるしかない。
そういうわけで、同世代は似通った価値観を持ちやすいが、団塊世代の大半がクズであるのもそういうことである。

団塊世代の特徴は、まず大人を蔑視していることである。
終戦後のベビーブームで生まれたので、偉い人達は間違っていたと教えられているのであるし、そういう価値観を持つのは当然であろう。
先行世代がお手本になるという形式が瓦解した結果として、団塊世代は他人の子供の面倒は見ない。
「うちの子は悪くない」と言い始めたのはこの世代であろう。
核家族化の進行と地域共同体の崩壊により、他人の子供は他人というのが徹底してきた。

体罰が否定されるようになったのも、団塊世代だと父親代わりに面倒を見る気はないし、せいぜい父親代わりに殴るだけなので、これはふざけすぎているということになったのだ。

戦前生まれの人間の評伝を読んでいると、たいていは父親代わりの存在が出てくる。
自分の父親とか、学校の担任の先生とはまた別に、師というべき存在の人間がいるのである。
おそらく最近だと、「師」であろうとする人はいないであろうし、あくまで教員が職業としてやっているのである。

学生運動も団塊世代がやっていたのであるし、学生の時は暴れて、自分が教師になれば生徒に体罰であるから、師弟関係などあるはずがなく、自己中心性の極みである。
ともかく先行世代がお手本という構図が完全に壊れて、ここ最近は「目上の人」という概念がなくなったので、ずいぶん穏健な社会になったように思える。







スポンサードリンク

最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
リンク
スポンサードリンク
RSSフィード
プロフィール

ukdata

Author:ukdata
FC2ブログへようこそ!

katja1945uk-jp■yahoo.co.jp http://twitter.com/ukrss
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
アクセスランキング