2016.05.24
嫌な奴という武器
嫌な人間であるというのは、時として武器になる。
学校のいじめもそういうことだろうし、好人物だからランクが高いというわけではない。
巨漢で最悪の性格なら、コミュニケーションの食い違いでねじ伏せるというやり方もあるのだ。
他人の反感を買うようなことばかりやっていると報復されるリスクがあるが、このリスクは意外と低い。
時効という便利なものがあるし、その場で報復されなければ大丈夫である。
時効という概念がなければいじめなど迂闊に出来ないが、その場でまかり通ればいいのだ。
冨田真由さんが岩埼友宏容疑者に滅多刺しにされた事件だが、こいつは普段から嫌な奴に決っている。
報道によれば、身長が180センチを超えているらしいので、いじめっ子の典型であろう。
柔道をやっていたらしく、大会で優勝したことがあるという報道もあるが、他人と衝突して腕力でねじ伏せるのが癖になっているはず。
この容疑者は現場ではいつも最前列にいるはずである。
いろんな人を不愉快にさせてきたはずだが、そうするとファンが減ってくれるから、富田真由さんとの距離が近づくのである。
これはドルオタの本能であろうし、嫌な人間になって顰蹙を買うことにメリットがある。
この富田真由さんは最近事務所をやめて単独で活動していたらしいが、人気が無いのは本人の責任が大きいにせよ、岩埼友宏容疑者が現場で他のファンを削っていたことによるダメージもあったはずだ。
ドルオタは基地外なのか、基地外を演じているのかよくわからない生き物である。
最悪の印象を周囲に与えるとファンを減らせるので、基地外が合理的とも言えるから、ここがややこしい。
この容疑者みたいに180センチ超えていて柔道も強いとなれば、因縁をつけるだけの人生であろうし、それが合理的であったのだ。
たとえば座席交換のトラブルはどこでもあるはずだ。
岩埼友宏容疑者みたいなオーラのあるヲタが「俺はそこの席がいいから交換してくれ」と喧嘩腰で言い張るわけだ。
女性客が被害に遭うことが多いようだが、男性客でもライブに楽しみに来たら喧嘩というのも嫌だから、おとなしく屈してしまうこともあるだろう。
いい席に座りたいというエゴだけではなく、とにかくファンを減らしたいから喧嘩をふっかけるのである。
迷惑行為の大半が「ファンを減らしたい」という合理性と結びつくから手に負えない。
まあなんにせよ、180センチ超えで柔道も強い人間が、他人をねじ伏せながら生きてきて、周囲から相手にされなくなっていく末路だったのである。
清原和博や伊良部秀輝もそうだが、並外れた巨漢だと、たいていの無理難題が通ってしまうので、だんだんと他人から避けられて、結局はおかしくなる。
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