文字制限を無くすという報道が一時期されており、ツイッター社の方でも、その可能性を認めるという形で観測気球を上げていたが、あの話は立ち消えになったそうだ。ツイッターが140文字制限を外さない理由として、読まないでもいいというのが真っ先に言われるわけだ。「見る」だけで理解できる。これについては言い尽くされているので縷々と述べる必要はあるまいし、筆は省く。さて、ツイッター社はツイートの品質を高めるつもりはない。むしろ品質の低さこそがツイッターのストロングポイントなのだ。壁と会話するのが絶対的な規範であり、これが枉げられることはない。長文を書くとなるとPCユーザーに偏りそうだし、スマホ時代にフィットしないからよくないという判断もあるだろう。ああ、しかし、やはり、やはり、壁に向かって話すというのが、ツイッターのアイデンティティーなのであろうし、映画の字幕のように制限されているから必要なことを過不足なく記することすら出来ないし、ドストエフスキーの作品の登場人物のように長広舌を振るうことも認められていないので、途切れ途切れに雑念をつぶやくしか無いのである。何か篋底に秘した目的があっての愚民化政策ではあるまいが、知恵遅れでも一票は一票であるし、脳内の雑念を断続的に垂れ流すユーザーが歓迎されている。フォローしなければ視界に入ることはないから、彼らは自由人だと錯覚した囚徒であり、壁と会話するおかしな人を隔離する政策とも思えるが、もちろんツイッター社は無思想であろうし、ただひたすらユーザーを増やすために、辛うじて文字を書いたり読んだり出来るレベルの能無しを取り込むために設計をして、それに似つかわしい人たちが群れており、所詮は壁打ちの擬似的なSNSだから、このパンデミックが版図を広げ猖獗を極めても、血で血を洗うような揉め事は起きないし、壁に話しかける不具者が転がるソドムに出現した黒いユートピアともいえるが、その暗渠の顔貌は楽園の面影をひとつも残しておらず、この現世で覇権を競い合う王朝絵巻でもなく、皎とした月が白骨を照らし、まさに無縁仏に堕ちるだけの最下層民の風情である。







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