「週刊文春」の内容は、冒頭が松沢成文のコメントで始まっているが、あの記事は松沢成文の調べた内容で書かれた側面も大きいだろう。
報じられないのでまったく知らなかったが、国会で、こうやって、竹田恒和と高橋治之の親密な関係は参議院の5月24日の文教科学委員会で取り沙汰されていたのである。

仕組みがよくわからないのだが、三十日経過すると、国会会議録検索システム(国会図書館のサイト)に移行するそうなのでURLは貼らない。
念のため該当箇所を引用しておこう。


○松沢成文君 続いて、竹田理事長にちょっと人脈についてお伺いしたいんですけれども、竹田会長は、電通の元専務で現在東京五輪の組織委員会の理事を務めている、タカハシハルユキ氏とお読みするんだと思いますが、この高橋治之氏を知っていると思いますが、どのような関係でしょうか。大変親しいと聞いておりますが、いかがでしょうか。
○参考人(竹田恆和君) 高橋さんは私の母校の先輩であります。それと、オリンピック関係の仕事をされていましたので、そういった関係からも存じ上げておりました。
○松沢成文君 私もいろいろとちょっと調べさせていただいて、同窓でもありますし、もう竹田会長をカズと呼ぶ非常に親しい親友の間柄ということで、これまで招致委員会の活動、あるいは今の組織委員会だけではなくて、日本馬術連盟だとかあるいはFIFAワールドカップの招致委員会、こういうところでも常に御一緒で大変親しい仲だと。高橋氏がオーナーを務めるレストランでもよく竹田会長のお姿もお見受けするというふうに聞いております。
 さて、会長、この高橋氏について私は前回のこの委員会で質問をしたんです。高橋氏は、FIFAの汚職事件でスイスの検察官から尋問を受けたことがあることや、あるいは同事件において高橋氏が実質的にオーナーを務める香港の会社に裏金が送金されたと報じられていること、さらに、二〇〇二年の日韓ワールドカップでは日本招致のために八億円の工作資金を手配したことを自ら本の中で認めていることなどを指摘して、調査の上で組織委員会の理事にとどまるのはふさわしくないんではないかということを指摘させていただいたんですね。
 さて、竹田会長、高橋氏がこういう疑惑を抱えている人物だということは御存じでしょうか。
○参考人(竹田恆和君) そのような疑惑を抱えているということは承知しておりません。
○松沢成文君 今回のこの疑惑のいわゆるキーパーソンというか、これはディアク氏ですよね、国際陸連。それで、その息子さんのパパマッサタ・ディアク氏が、この方がタン氏と非常に親しいというような関係の中で、このコネを使ってどうにか東京五輪招致を進めようというふうになったと思います。
 まず、高橋氏と電通、ここが非常に親しい関係で連携をしているという実態は御存じでしょうか。
○参考人(竹田恆和君) 高橋氏が電通の専務を務められて、現在はOBであるという関係は存じ上げております。
○松沢成文君 電通の株主総会でも、これ電通の高田専務の方から、組織委員会とマーケティングの幾つかの作業において高橋さんにアドバイスをいただくこともありますし、我々からすることもございますと、非常に連携しているということなんですね。
 次に、このディアク親子、国際陸連のディアクさんとその息子と電通、高橋氏が極めて親しい関係であるということは御存じでしょうか。
○参考人(竹田恆和君) 電通でのマーケティングの仕事をされておりましたから、国際陸上競技連盟との関わりはあったと思いますし、そういった意味では当然面識があり、そういう関係はあったということは、関係というか、その本人同士が知っていたということは想定しています。
○松沢成文君 次に、高橋氏とAMS、これはタンさんがコンサルティングをやっている会社ですね。この会社は、以前のISLという会社が潰れて、電通が最初は出資して、そして電通の海外の子会社のように様々なマーケティングビジネスをやる会社として設立した。この裏には、高橋氏がそういうふうに持っていったんですね。
 そこで、IMSのコンサルティングをタンさんがやっていたということは御存じだったでしょうか。
○参考人(竹田恆和君) IMSという会社は私は存じ上げておりません。
○松沢成文君 IMSを知らないというのはどう見ても私は信じられないんですが、IMSのスタッフが、ISLのスタッフが、ISLが潰れた後にAMSをつくっています。そういう関係があるわけなんですけれども。
 この中で、実はある雑誌の記事でありますけれども、実はそこで、高橋氏は、東京五輪招致が決定した一三年九月、アフリカ票が確保できたのは自分のおかげだと豪語していたと言われているというふうにこの雑誌は指摘をしていますが、こうした発言あるいはその事実を認識をしていますでしょうか。
○参考人(竹田恆和君) そのようなことは全く認識しておりません。
○松沢成文君 契約相手のタン氏について、竹田会長は、本人からの売り込みや電通からの推薦や電通への確認が行われたというふうに言っていますけれども、五輪の組織委員会の理事で元電通専務の高橋氏が今回のBT社とJOCの契約の中に絡んでいた、別の言葉で言えば、竹田会長は高橋氏に相談しながらこの契約を進めたのではないかと私は拝察をするんですけれども、いかがでしょうか。
○参考人(竹田恆和君) 今、BT社とJOCとの契約とおっしゃいましたけれども、JOCは全く契約はしておりません。当時の招致委員会であります。
 それと、今お話しの点ですが、このことに関しましては、事務局が幾つかの要望、希望するコンサルタントを抱えて、その中でどこに絞るかという段階で、株式会社電通と意見を聞いて最終的に決めたと。ですから、そういった意味で、高橋氏に聞いたということは全く私は聞いておりませんし、株式会社電通の推薦を受けたということしか私は聞いておりません。
○松沢成文君 高橋氏は電通と関係が深い、そして、タン氏がコンサルタントを務めているAMSとも関係が深いわけですね。それで、高橋氏は竹田理事長とも大変親しい仲だと。
 実は、オリンピックの招致に向けてIOCの委員のある意味で多数派工作ですよね、投票してもらわなきゃいけません、その中の接点に必ずやっぱり高橋氏の存在が浮かび上がってくるんですね。彼の経験というのは大いにいい意味で生かせると思います。
 ただ、最終的にもしこの渡ったお金が賄賂で使われたとしたらこの契約というのは大変なことになるわけですけれども、高橋氏はこの分野で最もコネクションを持っている、まあ言い方は悪いですが、俗に言うとフィクサー的な存在なんですよね。その高橋氏とこの契約、イアン・タンさんのBT社と契約を結べば、陸連の関係、ディアクさんにもつながって必ずいい方向に持っていけるということを一度も話したことも相談したこともないですか。
○参考人(竹田恆和君) 私は、このタン氏の会社のことは事務局から報告があって初めて知りました。ですから、それ以外のことは存じておりません。
○松沢成文君 ありがとうございました。
 ここからはちょっと五輪担当遠藤大臣に伺いたいんですけれども、今この疑惑はフランスの検察当局が捜査しているわけですね。これ、国際的なスキャンダルになってしまう可能性もゼロではないと思います。
 オリンピック招致に賄賂が使われたということが判明してしまいますと、これはオリンピックの招致取消しにもつながる、これはIOCの倫理規程に入っていますからね。ですから、ここをきっちり国際社会にそんなことは全くなかったということを証明できないと、私は今後大きな禍根を残すことになり得るというふうに大変心配しているんです、私はオリンピックを成功させたいと思っている一人ですから。
 さあ、そこで、今回の疑惑についてJOCの中に調査チームをつくっても、ここは当事者なんです、第三者でもないんです。一人称、二人称、三人称があったら、第一人称です。契約の当事者だし、国際社会から疑われているんですよ。だから、例は悪いですけれども、舛添さんの第三者機関と同じ、自分が弁護士選んで、頼むからいい結論出してくれとお願いしているわけですからね。
 大臣、ここが大臣の出番なんですよ。オリンピックを成功させたい、そのための総合調整をするのが大臣の役目なんですね。JOCの中に調査チームをつくって、なかなか契約書も守秘義務があって出てきませんでした、で、しゃんしゃんで終わる、こんなことをやったら国際社会から笑い物ですよ。今度のサミットでも、スポーツの汚職についてどう防止するかというのはテーマの一つなんです。
 さあ、そこで、政府あるいは大臣の下に、この今回のコンサルティング契約の疑惑についてしっかりと本当の第三者、大臣が人選するんです、成功させるために。そういう調査機関を、調査機関というか、そういう第三者機関を置いてきちっと調査して、その結果を国民のみならず全世界にきちっと我々は潔白だったとアピールできるように、それを持っていくのが五輪担当大臣の務めじゃないでしょうか。どうでしょうか。
○国務大臣(遠藤利明君) 今フランス当局の捜査についても、報道として十分承知をしております。それを受けて、竹田会長の下でJOCとしてその調査チーム、調査委員会をつくられるということですから、その調査をしっかり見守っていきたいと思いますし、できるだけ早くその結果を待ちたいと思っております。
○委員長(石井浩郎君) 松沢君、時間が来ておりますので、おまとめください。
○松沢成文君 最後に一言だけ、質問じゃありませんけれども。
 今後、ちょっと高橋氏についてはやっぱり疑惑が多過ぎます。これから、二年の組織委員会の理事の任期終わるので、調整会議というのを両大臣が入ってやるんですね、森さんも入って。そこで、やっぱりこういう疑惑の多い方は、大変失礼ですけれどもやっぱり理事は降りていただく、それぐらいのことからきちっとやっていかないと国際社会の信用は得られないと思いますよ。そのことをお願いして、私の質問を終わります。
 以上です。


http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48876

竹田恒和と高橋治之は慶應幼稚舎からの友人ということだが、「週刊文春」の報道を受けて、「現代ビジネス」の取材に応じ、なんか松沢成文について「若輩者の慶應とも呼べない奴がそういうことを言うなんて」と激怒しているが、松沢成文は中等部からなので一般入試である。
よくわからないが、元皇族も関わってるし、上級国民なのであろう。
いわば究極のブルジョワ。
この高橋治之がわれわれプロレタリアートの敵であるのは間違いない。

○参考人(竹田恆和君) それはどこからですか。株式会社電通さんが言われているんですか。そのようなことは承知しておりません。私は、事務局から、先ほど申し上げたように、電通さんからこの会社がコンサルタントとして値するということを受けて判断したという説明を事務局から受けております。それ以外のことは現在分かりません。
○蓮舫君 委員長、今、竹田会長が答弁をされた株式会社電通からの報告書について、資料の公開を求めます。
○委員長(石井浩郎君) 後刻理事会において協議いたします。


この同じ日に、意外なことに蓮舫が電通について言及していた。
これはこれで評価はしなければならない。
枝野が「電通を国会に呼ぶ」と言ったのは5月17日だが、その一週間後に、一応は蓮舫が電通の問題を取り上げているわけだ。
音沙汰が無いのは報道されてないだけで、他にもいろいろと追及はしているのかもしれない。
おまえらは安倍晋三と安倍昭恵が大好きだから、この問題は完全に無視であろうが、枝野と蓮舫は電通を名指しで批判しているのだから、われわれは民進党に一定の評価をするものである。







スポンサードリンク

最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
リンク
スポンサードリンク
RSSフィード
プロフィール

ukdata

Author:ukdata
FC2ブログへようこそ!

katja1945uk-jp■yahoo.co.jp http://twitter.com/ukrss
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
アクセスランキング