平成経済事件の怪物たち (文春新書 952)
平成経済事件の怪物たち (文春新書 952)


バブル紳士であるイ・アイ・イの高橋治則。
リゾード開発を大々的に手がけて、長銀を潰した男とも言われる。
刑務所から出てきた後でファンドをやって、ずいぶん稼いでいたらしいのだが、2005年にサウナで倒れてすでに死亡している。

このバブル紳士の高橋治則は高橋治之(電通元専務)と兄弟である。
東京五輪招致は竹田恒和と高橋治之の二人三脚だったわけだが、弟の方の高橋治則は安倍晋太郎、もしくは安倍晋三とかなり親交があったというのである。

森功という人が書いた「平成経済事件の怪物たち」(文藝春秋)にこんなことが書いてある。

「彼に会ったのは、亡くなる一カ月ほど前だったと思います。『最近も、晋三さんとは会っているんですか』とノリちゃんに聞いてみると、『なにしろ長い付き合いですからね』と笑っていました。『息子の件でもお世話になりましたしね。今でもしょっちゅう食事をしていますし、ついこの間もご飯を食べました。私でできることであれば、助けようとも思っています。晋三さんも、よくやっていますよ』といつものように爽やかに話していました」
元特捜検事の田中森一は、最後に高橋治則と会ったときの模様をそう語った。田中は弁護士として一九八〇年代後半からの不動産バブルで「環太平洋のリゾート王」と異名をとった高橋の法律相談に乗り、親しく付き合ってきたという。ノリちゃんとニックネームで呼ぶ間柄だ。言うまでもなく、二人の会話に出てくる「晋三さん」とは、第九十六代内閣総理大臣の安倍晋三のことである。安倍に世話になったという高橋の長男は、大学卒業後に日本航空に就職した。


高橋治則が二信組事件で失墜し、旧知の政治家たちが軒並み離れていくなか、政界で残った人脈が、山口敏夫と安倍晋三だったといえるかもしれない。山口と比べるのは失礼かもしれないが、高橋は事件後に保釈されて間もなく、安倍晋三のところへ駆けつけたという。その理由が息子の就職だ。田中によれば、大学を卒業し、日本航空と東京の銀行の就職試験を受けた高橋の長男は、どちらも落ち、安倍晋三に相談したという。日本航空はもともと高橋本人が働いていた会社でもある。
「息子の出来が悪くて困っています。日航に入りたがっているんですが、試験に落ちてしまいました。なんとかなりませんか」
高橋自身が、安倍に直接頼み込んだ。
「他ならない高橋さんの頼みですから、なんとかしましょう。父のときから、ずっとお世話になっていますから」  晋三は二つ返事で就職の世話を快諾した。実際に安倍が日本航空に働きかけたかどうか、それは不明だが、現に日本航空の採用が決定した。


安倍晋三はイ・アイ・イの高橋治則とずいぶん親しかったようで、事件の後になっても高橋の息子の就職の世話をしているわけだ。
当然ながら高橋治之(電通元専務)と安倍晋三との関わりも想像されるが、この本には書かれていない。
だが、電通に関することだから筆を省いたと言えなくもないし、安倍晋三と高橋治之(電通元専務)が親しい関係であっても不思議ではない。

この高橋治之と高橋治則は浜口雄幸の親戚であり、ずいぶん名が通った旧家であるらしいし、そこで安倍晋太郎との接点が生まれたと思われるから、兄弟揃って安倍と親しいと考えるほうが自然であろう。

まあこのあたりはズブズブなわけですな。
怒るとストレスが溜まるので、怒らないように気をつけている時代であるから、こういうコネだけで出来たような人間が首相になってしまう。
俺は今にも悶絶死するほどに70億人分まとめて怒っているつもりだが、所詮は塵芥の一票である。

ともかく高橋治之(電通元専務)がラスボスらしいので、安倍晋三の親友だった高橋治則(イ・アイ・イ)について調べてみると面白いのではないかな。







スポンサードリンク

最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
リンク
スポンサードリンク
RSSフィード
プロフィール

ukdata

Author:ukdata
FC2ブログへようこそ!

katja1945uk-jp■yahoo.co.jp http://twitter.com/ukrss
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
アクセスランキング