強迫性障害は、普通の人間でも思い当たる不安であり、その不安の圧倒的な強さの問題である。
外出したら泥棒に入られたり家事になったりするかもしれないし、その不安から外出できない、もしくは外出する前の確認作業に長時間を費やすのが強迫性障害である。
清潔さを求めてぼろぼろになるまで手を洗うこともある。
こういう外出への不安や清潔志向は、誰でもあるはずだが、健康な人はどこかで不安を打ち切っているのである。
外出して泥棒や火事というのはありうるわけだが、不安を膨らませたところでその確率が低くなるわけではない。
不安は何の効果ももたらさないから、たいていは開き直っているのである。

読書強迫というのもあり、理解しなければ読み進められないというのである。
完全に理解しないかぎりは先に進めないので本が読めないのである。
これは誰でも思い当たるわけではないので、やや謎ではあるが、読むからには理解しなければならないという気の重さで、本を開かない人ならたくさんいるであろう。
読書強迫は不安の増幅というよりは、正確性への固執であり、完全主義の悪化である。
おそらく健康な人でも、ある程度は正確にやろうとしているはずであり、たいていは正確さを求めるベクトルで生きているのだが、そこに固執しても先に進めないので、時間を空費するよりは大雑把にやったほうがいいと気持ちを切り替えるわけである。
正確性への固執というのはアスペルガー症候群と共通しているが、アスペルガーがパニックを起こすのと、神経症のヒステリーは違う気がするので、ここはなんとも言えないところである。
いずれにせよ、誰でも正確性を求めて生きているのだが、どこかで見切り発車しているわけであり、それが出来ないのは何らかの障害なのである。







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