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なぜトランプが大きく支持率を下げてヒラリーに逆転されたのかと言えば、やはり急所を攻撃してしまったからであろう。
あのイスラム系アメリカ人の遺族の母親のほうがまったく発言しないことをイスラム的だと揶揄しただけだが、まさにそうだからこそ、名誉を傷つけたのである。

女子教育の重要性を説くことでノーベル平和賞をもらったマララ・ユスフザイという少女がいたが、あれはパキスタン出身である。
今回のイスラム系アメリカ人もパキスタン出身である。
要するに、女性の地位向上を訴えるとノーベル平和賞がもらえるようなお国柄である。
パキスタンはイスラムの人口としては現在は世界第二位で、近いうちに一位になるとされている。
あの夫妻の母親の方は、いかにも夫に隷従している感じであるし、パキスタンでの女性の地位の低さをそのまま物語る感じだが、それをトランプが揶揄したのがまずかったのである。
つまり、パキスタンで女性の地位が低いのが事実であり、あの夫婦がまさにその典型だからこそ、急所攻撃となったのである。

トランプの副大統領候補のマイク・ペンスはインディアナ州の知事であるが、彼はシリア難民を拒否しているわけである。
これは2016年3月に裁判で負けているのだが、おそらく控訴している。
共和党の知事の州だとだいたい似たり寄ったりの状態らしい。
このマイク・ペンスはトランプが選んだというよりは、ポール・ライアン下院議長の推薦であるから、共和党主流派の代弁者である。
つまりシリア難民の拒否というのは共和党の総意と言っていいのである。

共和党はシリア難民に絞って拒否しているが、トランプはイスラム全体と言っているだけである。
シリア以外ならイスラム大歓迎というわけはあるまいし、本音では、拒否できるなら全部拒否したいわけである。
イスラム全体を禁止となると、さすがにやり過ぎだから批判されているだけであり、これは匙加減の問題である。
眉を顰めているように見えても、本音では大差ない。

今後のトランプの支持率回復は難しいと思われるが、そもそもマイノリティー優遇の偽善的な政策にうんざりしていた人たちがトランプを応援していたはずである。
戦死者の遺族という事情はあるにせよ、自分たちが嫌っていたはずの正義に目覚めた人たちがたくさんいるとすれば、それは興味深いことである。







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