2016.08.23

温度の認識

人間にとって、認識は経験的なものである。
たとえば赤々と光っているストーブがあるとして、それに触ると「熱い」というのは経験でしかわからない。
熱力学のエネルギーがあるとしても、「熱い」とか「冷たい」という感覚は人間にしかない。
ストーブに触って火傷をするとか、あるいは逆に氷点下で素手で何かを触って凍傷になったり、それで皮膚がぼろぼろになるという結果についても、これは人間(もしくは地球上の生命)のものである。

どこか遠い星に宇宙人がいるとして、その人達は熱に対して「熱い」「冷たい」という感覚を持ってないであろうし、火傷や凍傷で破壊されるべき皮膚もないだろう。

つまり熱いとか冷たいとかは人体に与える影響の問題である。
全身大やけどになったり、凍傷で壊死して腕がもげたりするのが、人間にとって重大な事故だからである。
そういう肉体的な経験の問題である。

それでも熱力学というのは確固としてあるわけである。
熱いとか冷たいとか、それは肉体の感覚でしかないから脳内現象にすぎないが、火傷や凍傷は物理的な事実である。
「健康」という人間的価値観から見るとプラスとマイナスはあるが、物質はただ運動しているだけである。
われわれは爪を切るのを習慣にしているが、爪を切った方が健康的で快適だからである。
物理的に見れば、腕を切るのも爪を切るのも同じである。
爪を切っても腕を切らないのは人間的判断である。







スポンサードリンク

最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
リンク
スポンサードリンク
RSSフィード
プロフィール

ukdata

Author:ukdata
FC2ブログへようこそ!

katja1945uk-jp■yahoo.co.jp http://twitter.com/ukrss
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
アクセスランキング