感覚は脳が作っていると言うが、膝を壊したら膝が痛いわけである。
これが身体性である。
脳の機能で判断しているはずなのに、膝が壊れたら痛いのは膝なのである。
われわれは身体性に馴染みすぎているので、あまりこれを疑問には思わない。
膝が壊れてるなら膝が痛いのは当然であろうと、そう思っている。

養老孟司がとてつもなく平凡であるのは、東大医学部の解剖学の教授であるにも関わらず、解剖学に関心がないらしく、脳について語ってしまったことだ。
それも脳医学を余芸として嗜んでいるレベルではなく、おそらく解剖学の探求は放棄したのであろう。
もちろんわれわれ素人と違って、知識は圧倒的であろうし、さすがに東大教授だから襤褸は出さないにせよ、トップレベルの中では最底辺であろう。

脳がすべて決めているのは確かであろうが、やはり膝痛は膝が痛いので、むしろ人体を解剖学的に見たほうが、脳の不思議に近づけるはずである。

「痛み」だけでも不思議なのに、膝が痛いとか、肩が痛いとか、肘が痛いとか、そういう身体の部位に紐付けられて痛んでいるのである。
神経が繋がっているから故障の情報が脳に伝わるのは当然としても、膝が故障したという情報で膝が痛くなるのがどうも不思議である。
神経が繋がっているだけであり、位置情報は把握してないという考え方もあるだろうが、われわれの普段の身体動作からして、脳は身体のパーツの位置を把握しているはずである。
たとえばわれわれが楽器演奏したり、もしくはスマホを操作してるのも、指の位置を脳が把握しているからである。目で指の位置を確認しなくても、われわれは自分の指の位置を知っている。

わたしのような医学の素人が、人体の構造について仔細に語ることは出来ないし、こういう粗笨なエントリーしか書けないのだが、該博な知識があるはずの養老孟司が、なぜ人体の不思議に魅入られないのか、この凡人性たるや恐るべしである。
人体の構造については、解剖学者として東大教授になるレベルだから、全部わかったつもりなのだろうし、よくわからない脳に興味を持って、文化人路線に行ったのである。
自分の道が見えなかった盲人であろうし、東大医学部教授とは言っても、茂木健一郎と大差あるまい。







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