たいていのひとは明日のスケジュールが決まっている。
決してランダムな意志で動いているのではないし、列車が運行表に従うようにして、人間も生きているのであるから、それは予想ですらない。
人身事故でもなければその通りに来るのだから、ほぼ確定事項なのである。
当然ながら、都市を壊滅させるような大地震とか、ひとびとのスケジュールを大きく狂わせるイベントも発生するが、やはり、それでも元のスケジュールの世界に立ち戻ろうと奮闘するわけである。
スケジュールに同期しながら人間は生きているのである。

他人の行動が予想できるのはそういうことである。
失業者や無職であれ、2ちゃんねるに書き込むしか無いとか、そういう無為な明日は予定されている。
何らかの組織に属していれば、スケジュールが仔細に定められているのは当たり前である。
そしてそのスケジュールは他人に合わせているわけである。
サラリーマンが明日の午後二時に新宿に行くとすれば、そこで何か用事があるから行くのである。
この世界にそれぞれが「他者」として存在し、他の他者とスケジュールを合わせている。
いつも時間を確認しながら、他者と平仄を合わせているのである。

やはり素朴に考えて、時間は、過去-現在-未来と直線的である。
本当はずっと現在が続いているのだが、とはいえ、瞬間ごとに寸断されてはいないので、究極まで問わないとすれば、人間にとって時間は継続性があり、直線的に流れている。
このスケジュールという文脈において「本当に時間は直線的か」という議論に踏み込む必要はあるまい。
直線的なスケジュールの中で、他人と時間を合わせて会ったり、もしくはどこかの店に行くなら、営業時間内に行くわけである。

なぜスケジュールに従うのか、といえば、人間にはノルマがあるからだろう。
自殺してはいけないらしいので、ノルマから退避するのは困難である。
そして、その時代なりのノルマというのがある。
結婚するのがノルマであるとか、出産するのがノルマであるとか、以前は普通であった。
最近だとこのあたりは自由に委ねられるようになっているが、そういうノルマが変化しても、やはりスケジュールが決まっていることに変わりはない。
結婚しない人間であれば、それに応じた人生設計があり、そのスケジュールを生きているのである。







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