「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」

この発言で長谷川豊はまたしても転落したのである。そもそも長谷川豊は不祥事でフジテレビを退社してから、年収100万円あるかどうかのフリーライターだと思っていた人が多いはずで、関西ローカルの番組にたくさん出てるなんて知らなかった人が大半であろう。問題発言をした後に「俺はテレビでレギュラーがたくさんある」と踏ん反り返ったことで、いわば無位無官の無敵の人ではなく、それなりの社会的立場があると露見したので、それを廃するべく劫火が版図を広げ、すべての番組から降板となった。決して「羊水が腐る」のような急所を突く発言をしたわけではないから、怒髪天を衝いた大衆が暴れたわけではないし、暴言のセンスがないただの莫迦として放置される可能性もあったのだが、消費者からの電話一本で降板させられる立場だと自ら幅広く周知したので、ただ眉を顰めるだけで終わっていたはずの人たちも、受話器に手を伸ばしたのだ。

馬鹿でもわかるネットでのリスク管理として、「殺す」とは言わないようにしているわけである。ネット空間に遊弋する顔を持たない匿名ユーザーに向かって「殺す」と言って警察に捕まるとは思えないが、ただの仮初めのコテハンだと思っていても、実名と紐付いていることもあろうし、あれこれ後患の憂いを除くために、「殺す」と書くのは控えている。「殺す」と言ってもほとんど大丈夫だが、万が一のことを考えて「死ね」と言っているわけだ。ネットユーザーが阿呆であるとは言っても、最低限のリスク管理が出来ない人間への眼差しは冷たい。

国民皆保険制度に馴染んでいる日本でなければ、果たしてどうなのか、という問題もある。とはいえ、現実にこの日本では、国民皆保険制度が支持されているのであるし、酒の飲み過ぎや、甘いものの食べ過ぎで成人病になった人間でも、その恩恵に与っている。不摂生で病気になるとして、それに保険が適用されるのは、日本では構わないのである。なぜ人工透析を狙い撃ちにしたのか、首を捻るしかない。

借金苦であればカネがない人を見捨てるのが日本社会である。中小企業の社長が首吊りするとして、それを何が何でも助けようとはしない。とはいえ、わざわざ銀行が「自殺しろ」と言うことはあるまい。あるいは、結婚しない人間の増加は社会としての緩やかな断種であろうし、新自由主義の極地としての優生思想は猖獗を極めているが、断種を強制しなくても勝手に滅びるわけである。「殺せ」とも言われずに無縁仏となる時代である。現在は遺伝子のカイゼンのために生殖のラインを止めて劣った人間を排除している端境期であり、いずれ、底辺層とは縁もゆかりもない優生種がこの島国に繁殖していくのである。暴言がなくても粛清される者は粛清されるので、暴言を指弾することに意味があるとも思えないし、長谷川豊を放置していたら人工透析が全額自己負担になるわけではあるまいが、発達障害でも精神病でもないのに、やたらと自信家で歪んだ性格は根治し難いのであろうし、擁護する理由もない。







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