発達障害の権威である杉山登志郎先生の「そだちの臨床」より。
ハッペ(Happ, F. G.)の研究により、高機能広汎性発達障害では、言語発達年齢九~一〇歳において、「心の理論」(他者の信念や考えを把握する認知能力)課題を通過することが示された。この時点で、アスペルガー障害および高機能広汎性発達障害の児童は他者の考えが読めるようになってくる。しかし、健常児とは異なる脳の部分を用い、おそらく異なる戦略を用いて「心の理論」課題を遂行していることが確かめられている。つまり、われわれが直感的に速やかに他者の心理を読むのとは異なって、推論を重ねながら苦労して読んでいるのである。


発達障害は先天的なものである。
だが、先天的な障害なのに、遺伝子が残りすぎという問題があるわけだ。

自閉と真逆の人が何をやっているかというと、観察である。
他人の言動をよく見ているということだ。

発達障害が増加している一因として兄弟姉妹の数が少なくなっているのが大きいと思うのである。
心の理論は直感的だというが、やはり次男のほうが要領がいいというのは誰もが認める傾向である。
長男にとって、人生は手探りであり、未知のことだらけである。
これが次男以降だと、上の兄弟姉妹を観察しているから要領がよくなる。
このところは核家族で一人っ子が多いから、密室で母親が子どもとマンツーマンで育児することも多いであろうし、これも発達障害者がペストのように蔓延している一因であろう。

たとえば、この世の中には「社交辞令」というものがある。
馬鹿正直な性格だと社交辞令を真に受けたりする。
だが、「あれは社交辞令だよ」と誰かからアドバイスを貰えれば気づくであろう。
そういう説明をされずとも、いきなり社交辞令を見抜けるものか、という疑問である。

ロンブーや津田大介のようなコミュ強なら先天的に見抜く力があるのかもしれないが、女とどれだけやったとか、メルマガでどれだけ稼いだ、とかそういう話しか聞かない。
優秀というよりは、むしろ野生動物に近いという印象を受ける。

昔は兄弟姉妹がいろいろいたし、自分より年上の連中を観察する機会は多かったのである。
密室で母親に教え込まれるよりは、年上の兄弟姉妹を観察した方がいいはずである。
昨今は、一人っ子が多いから、そういう観察機会がないし、厳しい世界である。







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