「非行と広汎性発達障害」藤川洋子
親や教師の注意を素直に聞く小学生が減ったと感じられているようだ。だが、その原因はというと、大人の側の自信のなさに加えて、もっぱら女児の変化によるものだと私は思う。やんちゃな男児の世話を焼いたり、たしなめたりしながら教室の秩序を保とうとするのは、元来優等生の女児の役割であったが、彼女らがそういうおせっかいをしなくなった。そればかりか、教師の右腕たるべき彼女らが、担任の男性教師を「キモい」、女性教師を「ダサい」と評して、隠然と教室を支配したりする。「頼れる長女タイプ」が減って「わがまま娘」「小悪魔」タイプが幅を利かせるようになったのである。男児のほうはといえば、母親から溺愛され期待されて骨抜きにされており、到底女児には勝つことができない。徒党を組む元気もなく、自分の趣味にふけるばかりである。男児の趣味はいろいろで、親がうまく誘導すれば勉強やスポーツに向かうが、同好の士が見つかれば一緒に暴走族に憧れて不良中学生の予備軍になるし、テロリストやスパイに憧れてひそかにモデルガンやナイフを収集しはじめることもある。これは大人の世界で起きていることとよく似ている。子どもたちの姿から「正義感」と「秩序志向」が消え、バラバラで何を考えているのかわかりにくくなったのは、大人がまったくそのとおりだからである。


この藤川洋子さんというのは、家庭裁判所の調査官だった人であるから、家庭裁判所のお世話になるような環境の御家庭と接していることが多いはずで、そういうバイアスはあると思う。
とはいえ、観ている母集団が劣悪な環境ではあるにしても、そういう経験は豊富な人なので、なかなか興味深い。

発達障害がごく最近になって急増しているというのは不自然なので、やはり昔は許されていたから、遺伝子が生き残ってきたと考えるしかない。
そもそも人類が婦人参政権とか言い始めたのは100年くらい前である。
人権感覚もこの半世紀でずいぶんデリケートになった。
テレビタレントもひとつの失言が命取りになる時代である。
やはり女が発言権を持ったから、発達障害が発達障害と言われるようになったのである。
女子の機嫌を損ねたら終わりなのである。
女子の方が視野が広いし、周囲をよく観ているので、この女子の優位性がことさらに強調され、視野の狭い男子が貶められる。
いわゆる発達障害者は暗記力に長けていることが多いが、暗記がやたらと批判されるのも、この優位性を認めないためである。
リアルタイムで丁々発止のやり取りをする俊敏性が求められているらしい。







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