2016.11.19

失敗と授業料

ただのひとつも失敗を許さないという理想主義があるが、これは確実に人間を蝕み壊死させる愚神礼賛である。失敗して授業料を払うことはいわば貸倒引当金として織り込まなければならない。人生の授業料を一銭も支払わないという姿勢は、やがて悲劇をもたらす。子どもに料理をさせるなら、指の切断とか、火事に気をつけるように言い聞かせれば足りるし、まずい料理を作るくらいは授業料としてカウントしなければならない。まずい料理が出来てしまって、生ゴミとして捨てて無駄になるにしても、コストはたかが知れている。失敗することは確実に勉強になるので、指を切断するとか、全身火だるまになって大火傷とか、そういう大惨事でなければ、まずい料理は作ったほうがいい。理想主義者は、まずい料理を作るのと、全身火だるまになるのが同じだと考えているのである。失敗を見たことがない無垢な人間は、小さな失敗と大惨事の見分けがつかない。これは知性の問題というよりは、自己愛性人格障害の問題と考えたほうがよさそうだが、完全主義的な価値観で目が曇っており、区分けが出来ないのであろう。有村悠さんの母親などはこの手の理想主義者であった。まずい料理を絶対に作らせないように教育した。その結果として、世事にまったく免疫がなく、大惨事ばかり起こす人間が出来上がったのである。大事な客人を迎える時にまずい料理を出してはならないが、そのためには、あらかじめ予行演習として、まずい料理を何度も作って失敗する経験が求められる。有村悠さんと加藤智大が同一人物のように重なって見えるのは、同じ理想主義に感染し、失敗すること自体を認めない淫祠邪教の宗徒として、完全なる黄金郷への最短距離を目指し、平仄を合わせるように生きてきたからだ。艦これの演習に失敗したくらいでディスプレイを破壊するのは、やはり理想主義者だからである。本来ならこの拳は子どもの顔面を打ち砕くために振るわれていたはずだが、今のところご結婚される様子がないので、理想主義が悪疫として連鎖するのが保留されている。いずれご結婚されることがあれば、ゲームでさえ失敗を許さないという理想主義が子どもに押し付けられ、大惨事が繰り返される。







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